昨日、神戸市で15回目の神戸ルミナリエが開幕。
阪神・淡路大震災の犠牲者鎮魂と人々の希望を象徴する光が今年も灯りました。
大変美しい光で、たくさんの見物客でにぎわっていました。

タバチンのブログ

タバチンのブログ

タバチンのブログ

大阪生まれの私には神戸って近くて遠い場所でした。
子供のころは、野球場へ観戦に行くのに、阪急ブレーブスなら西宮球場へ、阪神戦なら甲子園球場へ行きました。
そこが私の終点でした。

その先に、神戸という町があるのは知っていますが、大阪に何でもあるのに、神戸に行く用事が無かったんです。

神戸に行くようになったのは、音楽がきっかけですね。
三ノ宮駅という神戸の中心で電車を降りて、歩いていくとチキンジョージという老舗のライブハウスがあります。
当時は、いつも満員で、チャーのバンド、ピンク・クラウドや上田正樹、桑名正博あたりを見たような記憶があります。

もっと昔に、遠足で行ったときは、神戸の異人館とか、昔の建造物ばかり見てたような気がします。
坂が多くて、港が大きくて、六甲山にはスキー場(人工の)があって、摩耶山からは景色がきれいで、おしゃれなイメージの場所でした。

そして、神戸と大阪の間にある尼崎市に住む女の子を追っかけていたころ、デートコースには神戸で食事というのも何度か経験しました。

そして、私が30歳前、1995年の1月17日に阪神淡路大震災が起きました

私は大阪で遊んでいた時期です。
当時、大阪府吹田市に住んでいましたが、早朝5時46分に、強烈な揺れで一瞬で目が覚めました。
言葉も出ず、布団から出ることもできず、座っていました。

幸運にも私のいた地区は、揺れはひどかったですが、震源から離れていたので、被害が少なく、倒壊した家屋は無かったんです。
数分後、電気が点きました。

そのときに、テレビで見た映像は永遠に忘れることは無いと思います。
今も脳裏に刻み込まれています。




夜が明け、ヘリコプターからの映像で神戸上空を見たときのショックは忘れることができません。
高速道路の高架橋が崩れ落ち、あちこちで火の手が上がっています。
戦争映画のシーンのような空襲を受けたような光景に体が凍りつきました。

急いで神戸の知人や当時好きだった奈緒ちゃんに電話しますが、全くつながりません。
人生で初めて、大災害の恐ろしさや、その後の復興に向けた人間のすばらしさや、いろんなものを経験しました。

被災地にむやみに行くと、邪魔になるというのが繰り返し放送されています。
でも、私は3日後には神戸にいました。
偶然、兄も神戸の崩れ落ちた家から老人を助け出していました。

1時間もあれば到着するはずの距離に、6時間くらいかかって到着しました。
神戸に近づくにつれて倒壊家屋や火事の焼け跡が増えてきます。
それから延々と続くのは見たことも無い、地獄の光景でした。

そして、被災地で車を降りて嗅いだ匂いも、衝撃的な匂いでした。
焼けた匂いと、建物が倒壊したときの大量の粉塵とが合わさった、身体に悪そうなあんな匂いは初めて経験しました。

その後も数日間は、仕事にもならず、テレビに釘付けでした。
友人知人も無事が確認でき、少しずつ復興していきました。

私が大好きな、淡路島は甚大な被害から立ち直り、関西の大リゾートとして今は明石海峡で地続きになり気軽に行けるようになりました。

つい、長くなりましたが、「阪神淡路大震災」という単語を聞くだけで、なんともいえない気持ちで胸がいっぱいになります。
戦争を体験した世代は、どんなだろうと考えさせられます。

平和を望んでも個人の力では、どうすることもできないまま、毎日、どこかで戦争による、テロによる死者が増え続けています。

中東が嫌いです。
ブログだから好き勝手に書きます。
イスラム過激派が大嫌いです。
アラーの神が悲しむことばかりしている彼らの指導者たちを軽蔑しています。

その他、自由を制限したり、理不尽な法律で民を苦しめるすべての政府に抗議します。
「戦をするなら、自分が先陣を切れ」 と言いたいです。
指導者とは名ばかりの哀れで惨めな臆病者たちが悲しいです。

この時期になると、たくさんの素晴らしいクリスマスソングが聞こえてきます
私は、やっぱり、ありきたりかも知れませんが、John Lennon の Happy Christmas が秀逸だと思います。

シンプルな歌詞ですが、平和を願い、人種差別や争いを悲しむジョンのメッセージがいっぱい入ったこの曲は永遠に歌い継がれていくでしょう。

歌詞の和訳を付けてみます。
そして映像も見て平和を願いましょう。

Happy Xmas (War Is Over)/John & Yoko - The Plastic Ono Band

¥795
Amazon.co.jp



John Lennon - Happy Xmas (War Is Over)

ハッピー・クリスマス(戦争は終わった) 歌詞 訳

さあ、クリスマスだね
今年はどうだった?
また一年が終わり
新しい年が始る
そんなわけでクリスマスだ
楽しんでいるかい?
身近にいる愛しい人も
年寄りも若い人も

本当にメリー・クリスマス
そしてもうすぐハッピー・ニュー・イヤー
いい年であればいいね
何も心配がなければいいね

さて、ハッピー・クリスマス(戦争は終わる)
弱きものも、強きものも
富めるものも、貧しきものも
世界は誤りに満ちている
だからハッピー・クリスマス(戦争は終わる)
黒い肌の人にも白い肌の人にも
黄色い肌の人にも赤い肌の人にも
すべての争いをやめようじゃないか

本当にメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
いい年であればいいね
何も心配がなければいいね
さあ、クリスマスだ(戦争は終わる、そう望むのなら)
僕らは何をしただろう?
また一年が終わり
新しい年が始る
そんなわけでクリスマスだ
楽しんでいるかい
身近にいる愛しい人も
年寄りも若いのも

メリー・メリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
いい年であればいいね
何も心配がなければいいね
戦争は終わる、もしそう望むのなら
戦争は終わる、もしそう望むのなら

Merry Christmas