やっとというか、ようやく、行政がコンビニ最大手セブンイレブンの経営にダメ出しをしました。

昨日のニュース記事から抜粋

フランチャイズ(FC)契約を結んだ加盟店に対し、賞味期限が迫った弁当やおにぎりを値引きして売る「見切り販売」を制限したのは、独禁法違反(優越的地位の乱用)に当たるとして、公正取引委員会は22日、同社に見切り販売を可能にするマニュアル整備などを求める排除措置命令を出した。


セブンイレブンの言い訳が認められなかったことに、多くのFCオーナーは安堵しているようです。
そりゃそうです。
私がコンビニを経営したいと思ったことが無い理由は、あまりにも、加盟店が不利になっていると思うからです。

お上である、本部は平気で加盟店に脅しをかけ、契約破棄や更新は無理になる、などと、言うお決まり文句で強引に規則を守らせてきました。

その規則は加盟店にとってはあまりにもきつい内容で、何があっても本部は損しないように作られています。
世界中でエコを声高に叫び、合言葉になっている現状に逆行して、賞味期限切れの弁当類を廃棄処分しています。
期限切れ前に値引き販売することも許さず、廃棄処分費は加盟店だけが負担し、本部は一切負担しません。

私がオーナーであったなら、間違いなく、値引き販売をして、それでも残ったなら、無料で生活に困っている方などにあげるでしょう。
捨てるのには、費用も掛かるし、何よりも飢え死にする人もいるのにまだ食べられるものを廃棄する気にはなりません。

セブンイレブンは相当儲けている会社ですが、加盟店はそんなに豊かではないようです。

私はラーメンのチェーン店の悲劇をたくさん見てきましたが、共通することがたくさんあるようです。
簡単に言うと、弱いものいじめです。
契約前には美味しい話をさんざん聞かせて、必死で年中無休24時間営業させて、その結果は、本部への支払いばかりで、わずかな手取りしかない。
儲けが少ないと言っても「努力不足だ」とか、「イヤなら、やめてもいいですよ」
全てが加盟店の責任にされてしまいます。

これでは、経営者とはいえません。
明らかに、自由の無い労働者です。
借金も背負って、いくら苦しくても、本部に逆らうとホームレスになるかもしれないという恐怖で、24時間休みも無く営業しています。

マクドなどの、名前だけ管理職で残業が付かない人たちと同じです。
大企業は平気でこういう汚いことをやりながら収益を上げて、優良企業のふりをしています。

無慈悲で血も涙も無いエコには無関心の経営だと言うことをもっと、暴いて欲しいのですが、マスコミはCMという美味しいエサをもらえなくなると大変なので批判することも遠慮がちです。
NHKは、今までの名誉挽回でマスコミが叩けないこういった企業に鉄槌を下すニュースをバンバン流して欲しいと思います。


人にやさしい大企業は日本には無いのでしょうか?
フィリピンには、もっとひどい企業がいっぱいあるでしょう。

小さい会社が、末端の新入社員の生活まで相談に乗って仲良く楽しく仕事をしている。
大企業にいるよりも幸せに働けるそんな会社は素晴らしいです。

人にやさしく、社会にやさしく、環境にやさしくって難しいのでしょうか?



今日紹介したいのは、フィリピンにいたときに覚えたフィリピン人なら誰でも知っていると言うくらいのラブソングです。
今でも一番好きなフィリピンの歌です。たくさんのアーチストがカバーして歌い継がれています。 
意味が分からなくても、曲のよさで好きになれるかもしれません。是非、聞いて欲しいと思います。

作詞作曲の、レイ・バレラ さんは、妻のご近所さんで、ちっとも、偉ぶらない、とてもやさしい方です。
来月きっと会いにいけると思います  とても楽しみです。
こんなやさしい歌を、もう30年以上歌ってる人は、とてもステキな笑顔です。
これは、エリックサントスという人気シンガーの、バージョンです。大ヒットしました。