私は将来フィリピンで暮らしたいと思いますが、日本が嫌いなわけではありません。
先日も同窓会に行き、懐かしい友人たちとの再会も楽しみですし、日本の素晴らしさは身にしみてわかっているつもりです。
何より、自然が好きな私は美しい河川や、雪を抱いた絵に出てくるような山々も素晴らしいと思います。
心に焼きついている、日本の美しい情景を大事に思いながら、フィリピンで暮らしていきたいという矛盾にはこんな夢があるからです。
今後必ず現われるであろう、エコロジーと叫ぶフィリピン人達との交流です。
汚染された河川や街中が当たり前のフィリピンの都市部やインフラも整っていない、田舎の様子も、近いうちに
何とかしようと言う大きな流れになると期待しています。
私が子供の頃、大阪市内の河川はひどい悪臭がし、鼻をつまんだものでした。
現在はずいぶんときれいになり、魚も戻ってきて人々の努力を感じます。
島国のフィリピンは日本と同じく大陸の悪影響を受けにくく、その気になれば、美しい自然を取り戻せるんじゃないかと夢見ます。
実際に離島では沖縄に負けない美しい宝石のような島々がたくさんあります。
私はフィリピンで美味しい料理を作る仕事がしたいのですが、そこにも夢があります。
志を持った、日本の農家のプロが農地改革、農業改革のためにフィリピンに移住して、美味しい野菜や穀物、果物をフィリピンで生産できるように活躍してくれることを期待しています。
簡単なことではないと思います。
大変でしょう。
私は、そんな方と力をあわせて、農業の発展に協力して美味しい作物を使ってフィリピンで美味しい料理を作って行きたいと夢見ているのです。
花粉症も無いフィリピンで、農業を営む日本人がきっと増えるだろうと思います。
過疎化した日本の田舎で独身のまま花嫁不足で苦しんでいる農家の方は相当いるようです。
そんな方が一念発起してフィリピンに来れば、可愛い花嫁をゲットして農業指導してカリスマ農家になることも可能かもしれません。
独身のまま過疎化した村で寂しく1人で暮らすよりも、楽しいことはいっぱいあると私は思います。
フィリピンでは主食の米は、ほとんどが輸入品です。
土地はたくさんあります。
休耕田、畑跡地がいっぱいです。
私は若くもないし、経験不足で今から農家にはなれないですが、そのうち、適任者を口説き落として、フィリピンに誘い、私のラーメンに使う野菜も新鮮で安全なものを作って欲しいと勝手に夢見ています。
野菜だけでなく、酪農もそうです。
肉も玉子もいろんな農家の方が美味しいこだわりの食材をフィリピンで作り始める日が楽しみです。
数十年後は、年寄りの国、日本はどうなるのでしょうか?
外国人介護士だらけの国でしょうか?
インドもフィリピンも今後いずれ、日本よりもはるかに消費力を持ち、少しずつ国力に差がなくなってくるかも知れません。
日本の凋落は心配ですが、フィリピン人、○○人というだけで入国審査が厳しくされている現状からは改善されてくることでしょう。
私がジジイになる頃にそんなフィリピンに、なっていて欲しいなあと思います