私の住む北大阪で、新型インフルエンザの感染者が多数確認されました。

高校生が中心で、海外渡航歴の無い人たちが発病しました。


あれだけ必死に水際で防ぐために空港での検疫を強化しましたが、残念ながらすでに2次感染以上に進んでいます。

神戸でもマスクが売り切れて、人の集まるイベントも中止になり、学校は、しばらく休校です。

私の近所も同様の措置になり、生まれて初めての経験です。


海外から新たな病原菌を持つ伝染病が入ってきてあっという間に広まり、国中がパニックになるさまは、まるで映画の世界です。

感染しても致死率が低いのと、弱毒性という言葉で安心するので町は平穏です。


インターネットが普及している今、ガセネタでもいたずらに発信されるとパニックになるかもしれません。

狂牛病や、エボラ出血熱、マラリア、デング熱、赤痢にエイズ、結核などなどの恐ろしい病気もいつ日本で大流行するかわかりません。


特効薬があっても、人数分確保していないと聞けば日本でもパニックになるかもしれません、

現実に今回でも診療拒否などの、患者にすれば恐ろしい仕打ちが何件も報告されています。

薬さえあれば簡単に治る病気で薬が手に入らずに死ぬケースもあるんです。


アホな奴らが興奮して暴徒化しない補償はどこにもありません。

冷静な日本では安心しますが、フィリピン国民はどうでしょうか?

パニックになりやすいし、噂を信じて短絡的に行動を起こしそうです。全く安心できません。


自由に外出できないというのは実に苦しいと思います。

伝染病で外出禁止ならまだ納得ですが、アウンサン・スーチー女史のようにくだらない軍事政権の犠牲になり、わけのわからん理由で、何年間も軟禁状態におかれるなど、本当に腹ただしいことです。


アメリカやその他の先進国がいくら核武装しても、技術革新しても、小さな国の独裁者ひとり裁くことができません。

今思えば、イラクよりももっと先に開放してあげないといけない国がたくさんあるように思えます。


アフリカのいくつかの最貧国やアジアのアホ軍事政権の数カ国は世界中の力を終結して何とかして欲しいと思います。


テレビを見ても、政治を見ても、金を金持ちにばら撒いています。

クイズに正解するだけで回答者のタレントに百万円プレゼントするテレビ局が、海外ロケして貧乏な家を訪問した時には百万円寄付していないでしょう。


どこに金をあげるかは自由ですが、いつもムカついています。

インフルエンザは早く収まってくれることを願いますが、いつか日本が、映画のアウトブレイクみたいになり、外国から見放されて、援助も来なくて隔離されてしまったときには、必死に助けを求めるでしょう。


実は今、必死にSOSを発信して助けを求めている多くの国に対して、日本も他の先進国も知らん顔している現実があります。


実は本気で世界平和など考えてる先進国など無いんだ。

と実感しています。


ミャンマーで殺されたカメラマンの長井さんや、イラクで殺された橋田さんが命懸けで伝えたかったことは政府要人には見過ごされていることに怒りを覚えます。


平和を強く望みますが、平和ボケした日本では、インフルエンザ以上のウイルスが入って来て、国中で死者が出て世界各国から助けてもらってからでないと本当の世界平和のことなど考えられないのでしょうか?