風邪をこじらせて気管支炎になってひどく苦しみましたが、ようやく体調が戻り、点滴の必要がなくなりました。

たかが風邪とバカにはできないですね。

夜寝る時に暖かくすると、咳が止まらなくなる厄介な特徴があって、布団に入れなくなり、結果ほとんど眠れない日々が続いていました。


体が元気になると、私の進路についての質問が多方面から寄せられます。

「これから何をするつもりなの?」

という質問です。

身内からのこの手の質問は、ウチの家庭においては、興味本位の軽いものではなく、真剣に心配して、サポートもしようと言う思いやりなんです。


ただ、「母の介護」をしながら仕事をする、という決まりごとがあるのでなかなか難しいのは周りも理解しています。


私はフィリピンに行き、ラーメンを作るために、もう回り道をしたくないと思っています。

一刻も早く準備して、フィリピンに飛んで行きたいのです。


高校の時に、進路指導室で、「進路は大学進学か就職かどうする?」

と聞かれて「東京でバンドやるから」 と言って教師にあきれられたことがあります。


そのときにも周りを説得するのが大変でした。

私の夢は不真面目な生き方だと思われていましたから。


今回はもっと大変です。

「母の介護」を引き受けたのだから放棄されては周りが困ります。

それが大きな理由です。


また、フィリピンに行き、1年半ほど暮らして、悪戦苦闘して、結局ラーメン屋を開業できないで帰ってきたのを皆が見ていますので、「フィリピンで商売するなんて無理。」 と思われています。


と、まあ逆風が猛烈に吹いておりますが、それは仕方の無いことです。

私は開き直り、一度きりの人生を悔いなく生きるために、もう一度わがままをいうつもりです。

人生七転び八起きとか、普段は言うくせに、スグ夢をあきらめろという人が多いのには驚くことがあります。


今回のわがままは皆を納得させる必要があります。

いくら何でも最低限の男の約束は守らないといけません。


母の介護は妻にお願いします。

私は単身フィリピンに行きます。

妻が一番大変なのでできる限りのサポートをしてストレスにならないようにと思います。


ものは考えようです。

フィリピンでは海外に出稼ぎに行くことが珍しくないと説得し、何より、将来フィリピンで一緒に暮らすために先に自分が行って苦労して、安定した収入が取れるようになってから、君を呼び寄せる。

という素晴らしい夢のようなプランではどうですか?


私のメリットとして 離れて暮らすと ・ケンカが無い  ・ビジネスに口出しされない  

ということがあります。

素晴らしいです。


デメリットは  ・浮気してないか毎日聞かれる  ・浮気したくなる(爆)  というお決まりのことだけです。


最近仲の良い嫁姑が2人で暮らし、会話が弾まないので子犬を飼って和やかなムードにする必要があります。

妻の負担が少なくなるように「デイ・サービス」という送迎付きの介護サービスにもお願いして週に2日は母を施設に預けるつもりです。


最大の難関は、今まで母を世話して来た兄貴との話し合いです。

現状は、不景気のどん底で日本で良い仕事に就くのは難しいと理解はしています。

ただ、フィリピンで本当に事業ができるのか?

妻が1人で母を介護できるのか?

心配はたくさんあります。


だから私の夢というよりも、フィリピンの可能性の話をして、いわば、サラリーマンが単身赴任するみたいなイメージで納得してもらうしかないですね。

「フィリピンで新ラーメン事業を立ち上げる話があって、俺にチャンスが来てる」


母には迷惑を掛けないように妻はやってくれると思います。

すでに妻は全てを問題なくこなしていますから、私には妻の心配はありません。

そして妻は私のラーメンがフィリピンで人気になることを信じています。


大阪でラーメン店をやる話も、その他いくつか大阪で起業する話がありますが、それら全てに断りを入れてフィリピンに行く覚悟を決めるときが来たようです。


ブログで書いて有言実行できなかったら恥ずかしいですが、とにかく行動を起こしてよい結果になるように努力するだけです。


充電期間はたっぷりすぎるほど取らせてもらいました。

その間に今まで知らなかった知識もたくさん得てきたと思います。

やりたいことは山ほどあります。


43歳でゼロからのスタートって厳しく感じる人もいるかも知れませんが、未曾有の不景気と言われる中、こんなにも具体的な夢を持つことができるのは幸せです。

体が資本です。

不自由なく体が動く今を逃さないように自分でチャンスをつかみとるしかありません。


I Have a Dream  私には夢があります。


がんばるぞ~   賛成してくれる家族であることを祈ります