お世話になってる社長さんと久々に会いました。
居酒屋でおいしい料理をごちそうになりながらいろいろと話をしました。
私の進路指導の先生という位置づけのこの社長が真剣に私の話を聞いてくれます。
実は今、ウチの近くにラーメン屋の空き物件があり、私はそこで開業もいいかな?
なんて考えたりしているのですが、アドバイスを聞きたくて、尋ねてみました。
私「大阪でラーメン屋やろうと思うんですが。 どう思いますか?」
社長「う~ん・・・」
私「今まで散々経験したし、本当においしいラーメン作れば、繁盛させる自信はあります。 母の介護があるからフィリピンでやるのをしばらく先延ばしにして、大阪でやろうと思います。面白いと思いませんか?大阪でやるのも。」
私は賛成してくれると勝手に思っていたら、違いました。
社長曰く「フィリピンでやると絶対成功すると思ってるならフィリピンでやるほうが絶対いいと思うよ。」
社長は母の介護が原因で夢をあきらめるのではなく、もっとよく考えてみればとアドバイスしてくれました。
私は自分が常日頃、自分が言っている言葉や考えを思い出してみました。
老後はフィリピンで暮らしたい。
今の日本の老人もフィリピンで暮らせばもっといい暮らしができるのに・・・
そうか! 母をフィリピンに連れて行くのもありだな!!
母も私の兄弟もきっと驚いてから反対すると思いますが、説得してみようかなと思い始めました。
母は近所に住んでいる孫に会うのが一番の楽しみですから、外国で暮らすなんて想像も出来ないでしょう。
しかし、母の暮らしは外出することは月に一度あるかどうかです。
ほとんど100%家の中で過ごすなら日本も外国もあまり変わりないかもしれません。
フィリピンに行けば、完全介護が実現しますし、私も安心して仕事にいけるでしょう。
また、母の年金は月に10数万円あるので物価の安いフィリピンではとてもいい暮らしができると思います。
家に衛星アンテナつければ民放テレビも見れるし、日本食だって何でも作れます。
私が説得してYesならフィリピンに行きたいなあ。
ちょっと真剣に考えてみます。
母が死ぬまで私が大阪で面倒を見るとなると、私はフィリピンで事業するのは母の死後しかできません。
それは、いつなのかわかりません。
母が長生きすれば私はいつまでも、フィリピンで起業できないということです。
一番悲しいことは、母が亡くなって欲しいと願うようになる日々が来ることです。
介護疲れでそうなる人は今の日本にはたくさんいます。
違う選択肢を見つけて、兄弟を説き伏せ、私のために、そして母の長寿のためにフィリピン行きを現実にすることができればいいかなと思い始めました。
いろんな角度から見て、何が良い選択なのか間違えないようにしなければと思います。
フィリピンに行くメリットとデメリットがたくさん思い浮かびます。
向こうに行っても、母に広い家はいらないと思うし、毎日の豪華な食事も身体にはよくないでしょう。 主治医がいないと不安です。
たくさん問題点がありますね。
簡単に考えないようにします。