一時期、高騰したガソリンも元の価格に近くなり、航空券を買うときに上乗せされた燃油サーチャージが大変安くなってきました。

フィリピン人の妻を持つ私としては歓迎すべきことなので喜んでいます。


娘がフィリピンに帰国するのに、一人で帰すのは心配だという周りの意見に従って、妻も一緒に帰国することになりました。

フィリピン航空 関西空港からマニラ行きは今の時期は安くて、往復のチケット代は2万6千円でした。

燃油サーチャージは片道が2千円になりましたので、3万円と少しで往復できることになりますから助かるなあと思いました。


ネットでオンライン空席確認をすると、希望搭乗日に空席がありましたのでとりあえず、その日程で良いのか、妻や迎えに来てもらうドライバーなどに確認をしてチケットを予約しました。


オンライン予約がうまくいかないので電話をかけてみました。

担当者が言うには、「画面上では空席がありとなっていますが、当社の画面上では満席になっています。」

という意味が解りにくい説明でした。

じゃあ客が見る画面も満席にしてくれないと、空席があると思って勘違いするから画面を訂正するように言うと「それはできません」ということです。??


さらに、「2万6千円の席はいっぱいですが3万8千円の席は空きがございます。」

と案内され、しぶしぶ予約しました。


細かい話ですが、3万8千円の航空券に燃油関係と空港使用料で8千円くらいプラスされて、旅行社の手数料として2100円請求されて、合計は5万円ほどになりました。


旅行会社はこれを常識だと思っているようです。


確かに車や不動産などの財産みたいな高額な買い物には諸経費という本体価格とは別の費用がいろいろと掛かります。

でも、航空券は言ってみれば交通費じゃないですか?

路線によっては電車と同じくらいの費用だし。


それが航空業界だけは特殊な運賃にして、更に海外に行く場合は不透明な運賃にしています。

燃油の値上がりでお涙頂戴してサーチャージと別にいつの間にか発券手数料という制度も作りました。

Eチケットなので実際に券も発行しないのに・・


新幹線もフェリーもチケット代だけで乗ることができます。

旅行社の言い訳として、ツアーは総額表示になっています。

と言います。


腹が立つのはわかりにくい制度にわざとしているくせに、見破られて卑怯だと批判を受けると、あきらかに「嫌な客だ、セコイなど」 不快な対応をします。


こういう業界だからどんどん儲からなくなり、経営が苦しくなります。


前にも書きましたが、ラーメン屋が言い訳をいろいろとして、600円のラーメンとメニューに書きながら、お勘定の際に手数料とかごちゃごちゃ言い訳して合計で1200円になりますって言える訳がありません。

旅行業界よ、甘えるな、ふざけるなと思っています。