表題 びっくり法律旅行社 というNHKのテレビ番組を見ました。
今回第44回目の舞台はフィリピンです。
あまり有名ではない番組だと思いますので見た方は少ないかもしれませんね。
番組ホームページです。
http://www.nhk.or.jp/travel/index.html
民放も含めて昔から世界を紹介する番組はたくさんありました。
だいたい現地レポーターが日本とは違う風習などを取材して、クイズ形式でゲストに回答させるパターンが多く見られます。
この番組もそんな感じです。
フィリピン好きの私は日本に戻るとフィリピンを含む、外国の話題を扱うテレビ番組が少ないのを不満に感じます。
だから今回のフィリピンを紹介するこの番組はうれしかったです。
短時間であれもこれも紹介するので視聴者が覚えるのはほんの一部、買い物(衣類)が安い、セブの海がきれい だいたいそれくらいでしょう。
番組では結構頑張ってフィリピンの良さをアピールしていました。
ゲストの面々に司会者が「フィリピンに行きたくなりましたか?」と聞くと
当然 Yesと言います。
テレビって影響力も強いし、クレームを恐れるのもわかりますが、やっぱり番組を見て思うのは答えがわかってる質問はつまらないです。
グルメ番組でレポーターは味の感想を聞かれると必ず「うまい」という表現をしなくてはいけませんし、旅番組も宣伝のため褒めちぎります。
フィリピンのことも当然ほめて欲しいんだけど、単純な回答ばかりではなく、「悪い日本人が逃げこむ国とか売春天国とか思ってたけど、それよりも、きれいなショッピングモールや美しい観光地もいっぱいあって行きたくなりました。」
とか本音で語らせてもいいと思う。
グルメレポーターも食べ歩いてるんだから、おいしいものはよく知ってるはずでしょう。
だから、「うーん イマイチ。 好きな人もいると思うけど私は無理」 とか聞いてみたい気もします。
でも、やっぱり自分の店に来たレポーターが食べながら悪口言ったりすると許せないし、自分も矛盾がありますね。
つい最近、赤坂の民放テレビ局の下請けの方と話しをする機会がありました。
番組で一番大事なのはやっぱり視聴率で、ヤラセもウソもそのためには眼をつぶるって言うような、ありきたりの業界の内幕を語ってくれました。
話題がずれましたが、とにかく日本人の旅行者、特に日本人女性に見向きもされないフィリピンって言う国が取り上げられ方によってはブームになるかもしれないし、そうなって欲しいと思いました。
最近は海外旅行に行く若者が少なくなってるみたいです。
情報が簡単に入手できる便利な時代になって自宅に引きこもっていても、ネットやゲームなど暇つぶしはたくさんあるし、映画も音楽も買いに行かなくてもネットで入手できる。
冒険心も薄れているのでしょうか?
そういえば、バックパッカーはフィリピンではあまり見かけません。
タイに行けば今でもたくさんいるのでしょうか?
格安旅行もぜいたく三昧もできるフィリピンがオススメだと私は言いたいです。
でもホテルはちょっと高めですね。
これからもテレビや雑誌などでもフィリピン特集して欲しいです。
良い部分も悪い部分もです。