フィリピンの人気スター シャロン・クネタのコンサートに行った時の話です。
無料招待券をゲットして、クバオにある、アラネタ コロシアム(アラネタ ドームとも言うようです)
という大きな会場に向かいました。
私は当日知人とその場所で会う予定があり、家族よりも先に家を出ました。
MRTのクバオ駅を出るとショッピングモールへ直通になっています。
それをさらに奥に進むと、ドーム型のスタジアムが見えてきます。
皆よりも先に到着した私は良い席を確保するため、早々と並んでいる行列に一緒に並びます。
無料ですが自由席のため、早く並ぶ必要があるのです。
私は8時スタートの3時間前から並んでいました。
妻達の到着を待ち続けて、2時間が経ちました。
もう近くにいると言うのですが、来ません。
チケットは妻が持っているので、開門されても入場できないから不安と不満で帰りたくなってきました。
そこへダフ屋が来て100ペソで言われるままチケットを買いました。
せっかく並んだのを無駄にしたくなかったのです。
予感は的中し、開門されました。
妻がいない私は一人で、入場し、席を確保しました。
6人分を取りましたが、その後30分しても妻は来ないので、ガードマンから「一人でたくさん席を取りすぎだからだめだよ」と何度も明け渡しを迫られます。
それを言葉がわからないふりなどして、何とかごまかして、やっと妻達は笑顔でゆっくりと到着しました。(爆)
怒っている私を見て、逆にそんな小さなことで怒るなと妻に逆切れされて帰りたくなりました。
妻のほかにメイドのノイミさんや子守りのジェシカちゃんなども連れてきて彼女達は大喜びです。
いつもはVIP扱いしてもらってるので、たまには席取りくらいしますが、とても腹が立っていました。
コンサートが始まったら、シャロンやゲストのパフォーマンスで、気分も晴れてきました
結構入っています。 設備もなかなか豪華です。
冷房が効きすぎて、半袖で来た人は寒くて大変です。
電気代が非常に高いフィリピンでこんなにエアコンを効かせるなんてアホみたいです。
ちなみに、バスやコンサートは冷えすぎが常ですから夏場でもフィリピンのそういう場所には上着は必要です。
お待ちかねのゲストのひとり、サラ・ヘロニモの登場です。
圧倒的な声量と上手さは群を抜いていました。
その他たくさんのゲストが登場して、11時頃には会場を後にしました。
記念写真です
余談ですが、東京ドームには会場内廊下に、今までここでコンサートしたアーチスト写真が飾られています。
アラネタ コロシアムも 過去に公演を行ったアーチスト写真が並んでいます。
結構歴史があり、1979年にはエリック・クラプトンが来ていたり、1990年は、ボン・ジョビも来ました。
ただ、悲しいかなその後は、フィリピンでは海外一流アーチストが来ていないようです。
ギャラの問題か、入場料が先進国並みでは集客できないのか、いろんな理由があるのでしょう。
とても残念に思います。
来訪アーチストに写真を飾るスターが呼べなくなったからか、最近の写真は変わってきました。
確かに世界的人気スターのコンサートなんですが、同じように写真で並べるのはいかがなもんかと・・(麻生調で)
ドナルドダックやその他いろんなキャラクターのコンサートの年月日が書いてありました。
そろそろ昔のように、海外有名アーチストのコンサートも開催できるようになって欲しいですね。