今回は正月を妻の実家で迎えました
ブラカン州もその他のフィリピンの大騒ぎと多分、同じだと思いますが、
ここに住んでいる人々は自信を持って断言します
「この辺は花火で有名だからよそよりも派手にやってるんだぜ 」
と言うことらしいです
確かにテレビのニュースでこの地区は花火のニュースで地名が出てきます
BOCAUE といういかにもボカ騒ぎしそうな地名が最も有名です
妻の家から近いので何度も通りましたが、
年末には国道沿いは花火屋だらけです。
この時期に命をかける,だんじりファイターみたいな人が多いのでしょうか?
危険なものも多くて、毎年子供があちこちで大やけどして被害を受けるためニュースで自制を呼び掛けてるようです。
でも、だれも意に介さず、狂宴は正月の前から始まります。
クリスマスが終わるとあちこちで、爆弾のような音で,美しくない、うるさいだけの花火が鳴り出します。
きっと、鳴らしたくてたまらないけど、我慢に我慢を重ねて正月用に取っておいたところ、
だれかが、辛抱できずに鳴らしたのを契機に、皆いっせいに、鳴らしているような感じです
そうして、心臓マヒの人を殺してしまいそうな凄い音が鳴るのです。
道を通る人のすぐそばでも平気で鳴らします
さすがに、至近距離で突然鳴らされるので、とても腹が立ちます。
よく殺し合いにならないなと感心するくらいです
私はフィリピン人よりせこいかも知れません
私の常識では、せっかくたくさん買った花火は1発の大音量で終わってはもったいないと思います。
男らしいフィリピン人は、スケールが違うのか、罰ゲームなのか、理解不能ですが、わざわざ打ち上げ花火の強烈なやつも手で持って火を付けてます。 もちろん、打ち上げてる間も手を離しません。
打ち上げ花火はまだいいです。腹立つのは一瞬バンと鳴ったら終わりのつまらない花火です。それをかなりの量まとめて点火して一瞬で終了します。 優雅さやムードなど一切ありません
その感覚は私にはありません。
火は怖いです。
大やけどしたことがありますから、トラウマもあります。
ラーメン屋で猛烈な強火も使うので、かなり克服しましたが彼らに比べたら、ヒヨッ子です。
ガソリンは,町のサリサリストアで買えるのですが、コーラの空きビンに入ったガソリンをオートバイ相手に売っています。
なんと店主は、くわえタバコで、ガソリンを注いでいます。
もう見なれましたが、勇気とかいう立派なものでは無いですね。
暴言お許しください
アホとしか言いようがありません。
前置きが長くなりましたが正月を迎えた妻の実家の様子です
*火事ではありません(爆) 家の前の一般道です。 これでも国道ほど派手ではありません(笑)
爆音で手ブレしまくりでした
戦場カメラマンや、ないっちゅうねん
花火があちこちで燃えているところです
こんな道、どうやって歩けっちゅうねん と突っ込んでください
家の中では正月用のケーキも準備しました。
果物が多い国らしく、13種類の果物を準備するようです。
と言って無理やり用意させられました
不思議な風習です 美的感覚に疑問を覚えます
ウインナーと、マシュマロを串ざしにして、キャベツに生け花のように刺してます
(ほんとに、こんな風習あるのかな?)
とかなんとか、いいながら無事に新年をむかえてうれしく思います