いよいよ明後日から年末のフィリピンです。
今回は関空からのフライトなので前日に大阪入りします。

クリスマスやフィリピンとは関係がありませんが私の好きな音楽の話にします。
今、全国で公開中の映画に「シャイン・ライト」 という作品があります。

実は昨日、用事があって、久々に東京に出ていました。
銀座から新宿に行き、用事を済ませてから、ずっと楽しみにしていたこの映画を見ました。
今回は1人ですが、少し前に手に入れた、半額くらいになってる安チケットを買って、席に付いた後は、
コンサート前のドキドキ感を楽しむほどでした。

前置きが長いですが、主演は 言わずと知れた世界最高の現役ロックバンド、ローリングストーンズです。
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このドキュメント映画の監督は何と昨年アカデミー賞受賞監督である、マーティン・スコセッシです。
どんなストーンズを見せるのか、非常に楽しみでした。

60歳をとうに過ぎている、彼らはパワフルでカッコよく、20代の若者から60代の同年代にまで幅広く支持されている現役バリバリのロックバンドです。

若い頃のエピソードも強烈なものが多く、何回も逮捕されるほどの不良バンドなのは有名ですが、ここまで続けてこられると、その過去さえも勲章に見えて、日本の同年代のミュージシャン達とは比較が出来ません。
加山雄三クラスより、ベテランで、20代から熱狂的に支持されるって凄くないですか?

昔はビートルズ派と分かれていて、両方好きな私は批判されていたものです。
いいものはいい! ○○派とかごちゃごちゃ言わないで聞いてみろ! と思っていました。

まあ演奏は昔から、彼らより下手なバンドを探すのは難しいほどですから、テクニックに期待はしてはいけません。
カッコイイだけならつまらないと言われる方もいるでしょうが、私がミーハーになれる数少ない人達です。
それは老人に対して大目に見ているわけでは決してありません。
ファッションもステージも最高です。

少々のミスぐらい当然と言う顔で、楽しくやっている、その余裕や度胸など全てが別格なのです。
オープニングは、もう40年位前のヒット曲「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」ですが、いつものスタジアムコンサートと違い、小ホールでの1夜限りの特別のライブで映画撮影という普通なら緊張しそうなシチュエーションを笑ってやり過ごす彼らはやっぱり最高です。


とにかく、もう一度ライブに行きたいです。
よく音楽好きの中年が「何回ストーンズ見たぞ」 と自慢しますが、私もそうかもしれません。
特に前回の日本公演はステージに近くて最高でした。

ドラマーの私ですが、実はものすごくギターが好きで、ギターオタクなんです。
ギターのキース・リチャードは私が世界で一番かっこいいと思うギタリストなんです。

その私が死ぬまでに手にしたいと思っている1950年代のギターを惜しげもなく毎回ライブに曲ごとに使い分けてるんです。こういうことするのも、ストーンズの2人のギターだけです。
もちろん、もう一人のギター ロン・ウッド(下写真左側)も最高に好きです。
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とにかくロックコンサートの映画なのに、涙してしまうほどでした。
もうあと1回来るかどうかだと思っています。
ポールマッカートニーも、もう1回みたいですが、ストーンズも何とかもう1回みたいです。

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