私は一昨年からかなり真剣に、フィリピンでのビジネスとして、ラーメン屋を考えています。

でも、いろんなタイミングや自分の力不足もあって、開店できないまま日本に戻ってきました。

その後は、資金がなくなったので、スポンサー探しなどいろいろとやってきましたが、先日、実家での会議の末、

母の介護をしばらく引き受けることになりました。


他人と比べにくいのですが、私は楽天家なのか、来年2月から母の介護をすることを非常にプラスに考えています。

10代で実家を飛び出して、兄弟の中でも飛びぬけて親不孝な私ですので、やっと、少しは母の役に立てるかと思います。

一切、母のことに目をつぶって事業を成功させても、そのまま、母がいなくなったら後悔するのもわかっていました。

ラーメン開業の夢は少し遠くなりましたが、ちっとも落ち込んでいません。

人にはそういう時期もあるのだと、納得しています。

急がば回れという言葉もありますし。


介護は今や大変な人手不足だと、実家に来てくれる介護会社の社長さんが言っていました。

ウチの妻も介護の勉強をしてみないかと誘われています

本人もやる気満々で、近い将来フィリピンから人を呼んで介護ビジネスに発展するかもしれません。

老人ホームの経営にも興味がわいてきます。

補助金がもらえて、節税にもなるし・・・いや、でもなかなか難しいぞ・・・

つい、いろんなことを考えてしまいます。


そんな風に考えると、母の介護というのは、苦しいことどころか、別のチャンスが巡って来たようにも思えてきます。

経験したことの無い大不況の中、妻は今の会社から近々リストラされると思います。

それすらも、私には良いニュースで、解雇されたほうが早く失業手当もらえるし、政府も解雇された人への対策に躍起になっているので、何かしらの補償など恩恵があるかもしれません。


強い心を持ち続けるのは大変ですが、若い時から、「ピンチはチャンスだ」と言う社長の下で働いてきたので、

この不況はチャンスに思えてきます。

笑う角には福来たるです。

きっと、本当にそうすることで、幸せを引き寄せられると思っています。

ポジティブにいきましょう。