ボクシングの話です。


フィリピンの国民的英雄 マニー・パックマン・パッキャオが、あの、アメリカの英雄、ゴールデンボーイ こと オスカー・デラホーヤとアメリカで対戦しました。



タバチンのブログ


結果は、何と8R終了でTKO パックマンの圧勝です。

全盛期は過ぎているとはいえ、これは大変な出来事でしょう。

 
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フィリピンでは、1ヶ月以上前から映画館で当日生中継の特別チケットを売っていました。

パックマンの試合中はフィリピンで犯罪が起きないといわれるくらい、国民が注目しています。

一大ビジネスなんです。

しかも映画館で見るのと違って、ケチってテレビで見ると、大変な目にあいます。

一昨年、彼の試合をフィリピンで見たときは、テレビ中継が朝から始まっていました。


見逃してはいけないと思い、かじりつきましたが、試合が始まったのは、テレビ中継が始まってから

5時間くらい経っていたような記憶があります。

引っ張りすぎやっちゅうねん! と一人怒っていました。

ゴングが近づきました。と何時間も言い続けるアナウンサーは仕事とはいえ、大変です。

日本でもその手法は同じでイライラさせますが・・・


夢のビッグマッチということで、ファイトマネーも、デラホーヤの40億円に、パックマンも20億円は下らないそうです。

アジア人のボクサーではとんでもない事です。


政治家に将来転身といわれていますが、フィリピン人はなぜか、パックマンを落選させました。

あれだけの国民的英雄なのに、芸能人や有名人好きな国民がNOと言ったのには驚きました。

お金をバラまかなかったから、でしょうか?(笑)

国民はまだ政治家にならないでボクシングを続けて欲しいようです。

「政治のことを知らない人は落ちるのよ」 と妻が冷たく言っていました。

いつから、そんなにまじめな国になったのでしょうか?(爆)


パックマンはアジア人種初の、4階級制覇と言う偉業をすでに達成していますが、彼はフライ級から来ているので、ミドル級の王者になったことのあるデラ・ホーヤとの対戦は本当はミスマッチと言われるような体格差があります。

だから、相当に凄いことだということになります。

6階級、7階級制覇という声もすでに聞こえてくるようです。


日本では昔ほど人気が無くなったボクシングですが、やはり、プロレス等と違い、ガチンコ勝負の迫力は見るものを感動させます。

若い頃はよく会場に足を運んでいましたが、最近はずいぶんご無沙汰です。


レナード、ハーンズ、デュラン、ハグラーといった中量級スーパースターの時代は最高でした。

パックマンは日本では知名度が低いかもしれませんが、彼のファイトはすごいです。

見てない人はYoutubeでも見てください。


フィリピンで何十億円もあれば、相当優雅に暮らせそうですね。

彼のKnock out という、ライブバーには良く行きました。

まだ会った事がありませんが、フィリピンで会いたいと思う一人です。

いつかお友達になりたいです。