フィリピンで面白いことのひとつに、日本では見られない光景がいろいろとあると思います。

私の変なクセで、大自然とか世界に誇れるものとは違う、ヘンなものを面白いと思ってしまいます。


中には法律に触れるような、いわゆるパチモンのブランド品専門店や、公開中の映画のDVDを早くも売っている(しかも100円くらい)海賊ビデオ店が良く知られています。

それらは、どこにでもあります。


まあ、最近は買う機会は減りましたが、好奇心でつい立ち寄ってしまいます。


日本に住む方には驚くかもしれませんが、一流デパートや高級ホテルの中にもそういうお店はあります。

以前はマニラの日本大使館の隣の高級ホテル、ハイアットリージェンシーの中の時計店では、ロレックスがたくさん並んでいました。 


よく見ると、高いのと安いのに分けて置いてあります。

最初はどういう分け方なのか理解できなかったんです。

同じ商品が別れて置いてあるし、値段もまちまちなので聞いてみました。


返答はまじめな顔で「こっちは本物・そっちはコピーだよ。 コピーで高いのは、本体は本物で、ベルトはコピーだ」とか言う具合に全て偽物ではないというややこしさです。(笑)


偽物と一緒に売る時計店は日本ではなかなか見かけません。

普通は考えもしないでしょう(笑)

本物を買う気がなくなります(爆)


また、何よりも大好きなのが面白Tシャツです。

でも、それはフィリピン人にとってはおしゃれな場合も良くあります。


日本語が書いてあるものが結構売っています。

考えてみると、昔から英語が書いてあるTシャツは日本では誰でも着ていますが、その書かれている文字の意味にはあまりこだわらないで着ています。

LOVE とか書いてるのは意味もわかるし、中年になったら恥ずかしくて着れません。


漢字Tシャツには、爆笑作が多数あって、よくお土産に買っていました。

フィリピン人たちは、意味が解らないとみえて堂々と着ています。

最近は買わなくなりましたが、今でも覚えている意味不明漢字Tシャツはこんな感じです。


ある有名芸能人が着ていたのは胸に大きくワンポイントで 「魚」と書いてありました。

そのTシャツで来日して欲しいです。

すごいのは、スーパーの広告を見て作ったのでしょう。 「キャベツ88円」 って書いてます。

「恋人募集中」はヒット作で今でもデパートに売っています。

忘れられないのが、関西出身の私には懐かしかったのですが、 「阪急電車 京都まで30分」 という作品です。 ご婦人が着ていました(笑)


妻の友達と食事に行ったときに、その可愛いスタイル抜群の友達が着ていたTシャツは傑作です。

なんと、テレクラのチラシをそのままプリントしてありました。

本人は「カワイイ?」とか聞いてきました(笑)


その他、安い店ではちゃんとコピーしていない、キャラクターが面白いです。

世界中で変な顔のミッキーやキティちゃんはよく見ます。

商品化するときに誰も何も言わないのでしょうか?

作るのもお金が掛かるので、それが売れるのかどうなのか考えないで作っているならすごいですね。



タバチンのブログ

こんなお土産もらったらどうしますか?

やっぱり喜ばないですよね 普通は。

私はうれしいですが。