少し前になりますが、私の大事な友人の、シュークリーム屋さんと一緒にコラボレーションする計画を立案しました。

一風変わった、ラーメン屋とシュークリーム屋が隣り合わせのショップには賛成や反対、いろんなご意見もいただいておりました。

私達は成功させる為にいろんなことを考えて毎日深夜までミーティングしていました。


ただ、それは、すぐには実現できなくなりました。

開店させるためには、アイディアだけではなく、資金も、イメージ通りの空き店舗も必要ですが、

私事で、起業できない大きな理由が出てきました。


大阪にいる母の介護です。


私は10代で大阪から東京に行き、その数年後、母は若くして病気になり、働けなくなるのですが、

大阪にいる兄や妹に面倒を見てもらっていました。


その後時は経ち、兄も妹も介護に疲れていきました。

病人の介護は大変です。

だから、つい兄妹は、母に冷たい態度を取るようになっていきました。


「早く死んで欲しい」と口に出すようになってきたほどです。


私は介護から逃げているつもりは無かったのですが、仕事を理由に

母の面倒を見ていなかったのです。


今回、兄妹と話し合い、来年2月から私はしばらく母の介護をすることに決めました。

年末はフィリピンに行きますが、1月中に日本に戻ります。

その後、フィリピンに行って事業をすることは出来ません。


前向きに考える性格ですから、悲しんではいません。

むしろ、私よりも苦しい思いをしている、兄弟や母が少しは楽になって、また親子仲良くしていけるという希望もあります。

ヘルパー(介護士)の人も大変親切で、お風呂に入れてもくれますし、食事も作ってくれますから、私達夫婦が付きっ切りで面倒を見ることもありません。


母をフィリピンに連れて行くか、日本の老人ホームに入れるかの選択ができれば私がフィリピンで事業をすることも可能かもしれません。

ただ、本人はそれを希望していませんし、今しばらくは、大阪で私が介護を経験してみようと思います。


私はフィリピンに行き、事業を通して、フィリピンと日本の架け橋になって、社会貢献をしたいという大きな夢を持っていますが、

自分の母の面倒も見れない人間が、何ができるんだと思います。

だから母の介護は避けては通れません。


私は行動力はあると自負しております。そして前向きに考えます。

アイディアも考えるのが大好きなので、いっぱいあります。

きっと、近い将来、母の問題もクリアして、私がフィリピンで夢を追いかけることができるだろうと思っています。

そう信じていますから必ずできるときは来ます。

ジジイになる前に実現できるように無い知恵を絞って考えたいと思います。


今回は、介護のシステムも理解するチャンスですし、将来大量のフィリピン人介護士の受け入れに協力できるかもしれません。

未曾有の不景気で大量解雇が現実になっている今、介護ビジネスだけが人手不足とも聞きます。

大チャンスに引き寄せられているかもしれませんね。


補助金と寄付金集めて、老人ホームを作れないか考えてみます(笑)

実は投資の利回りも相当良さそうです。

誰かスポンサー紹介してくれませんか?(爆)