先日ブログで書いた、強制送還の判決が出た、13歳のフィリピン人少女は、とりあえずの在留延長がもらえたようです。

来年1月14日までと、長くは無い期間ですが、大人が知恵を絞って、両親には罪を償わせて、この娘は何とか今までのように学校に通わせてあげて欲しいと思います。

とにかく、子供には、安心して義務教育は受けさせてあげるくらいの温情を期待します。

見た目はこの子は普通の日本人に見えますね。

普通に日本の会社に就職して活躍して欲しいと思います。


昨日、インドではテロがあり、タイでは暴動で空港が閉鎖されています。

中国も朝鮮半島も平和とはとても言えません。

もちろん、フィリピンもそうです。


ビジネスなんて、戦争が起こったら、どうなるかわかりません。

もちろん生きていくだけでも大変でしょう。


なぜ、いつまでたっても人は殺しあうのでしょうか?

指導者が自ら戦場で戦うならまだしも、首謀者のくせに、弾の飛んでこないところで命令しているだけの意気地無しに従うのは私は絶対に嫌です。

自爆テロを命令されたら、「それが神のおぼし召しなら、先にあんたが行けば?」と言いますよ。


幸運にも日本では内乱も戦争もありません。

生まれて42年、他の国より、そういう面では幸せな国に生まれたと思います。


だから、日本は偽造パスポートや偽装結婚してまで行きたい国なんでしょう。

きっと簡単にビザを発給したら外国人がものすごく増えるでしょう。

猛反対する人が多いので実現は難しいですが・・・


何度も話題に上っている、介護士(ケア・ギバー)だけでも、柔軟に受け入れてもらえないでしょうか?

あえて、提言したいのですが、フィリピンから介護に来てもらった人に対する賃金は日本人並みにしないほうがスムーズに行くと思っています。


浅はかな奴だと批判を受けそうですが、理由もあります。

日本人と同じ給料なら、そりゃ日本人を呼びたいでしょう。

でも病人や要介護の家族を抱えている家庭は、それも原因になって、裕福ではない場合が多いです。


介護の人に月給20万も30万も払えるわけがありません。

月に5万円でも精一杯です。


フィリピンからの航空券代と部屋を用意してあげて、メイドのように、もちろん家賃はタダ、3食付で、毎月5万円を給料としてあげる。

家族のように接するのは当然です。


実は私の母も要介護で、実家の兄妹が面倒を見てくれています。

通いの介護の方も1日に2時間くらい来てくれます。

でも、その他のことは兄が苦労して面倒を見ています。

それはもう、大変な苦労なんです。

働きに行くのも時間が制限されて、ましてや旅行などのレジャーには全く行けません。


ウチの家に月5万円の給料で専業のメイドが来てくれたら大歓迎です。

病人のいる家庭の多くは、介護で大変なので、そんな救世主は大事にしたいと思うでしょう。

介護の人も国の家族を助けることができます。

数年働いて、毎月の送金で自分の家が買えたりします。


安い給料で人を使うのは決して良い事ではありませんが、相手が物価の安い国で、その給料は自国のエリート並みの給料で海外にいけるなら、この部分においては両者とも大変大きなメリットがあります。

だから世界中で浸透してるシステムになっているのではないでしょうか。

人権人権とうるさい国でもメイドはいます。


柔軟にやり過ぎると、悪用する人も出てくるので、私の考えだけでは、うまく法律にすることまでは無理ですが、

現実に要介護の母を抱えている私の家族と、いい仕事に就けなくて月給6000円くらいで厳しい生活をしている妻の家族との間の素晴らしい解決策です。


実現すればウチの家族は大喜びで妻の家族も喜んでくれるでしょう。

でも、実現は難しいです。

誰が困るのかはわかりませんが、猛烈な反対と、無慈悲な制度によって阻止されてしまうのです。

だからみんな裏から入ろうとします。

生きていくために。


反対を掲げて糾弾する人の多くは、苦労しないで順調に暮らしている人なのでしょうか。

もう一度書きますが、私の母を介護するフィリピン人が来てくれたら、どんなに助かるでしょう。

そして、それができれば私は安心して、ラーメン屋を開くためにフィリピンに戻れると思います。