マニラの中心でラーメン店をやりたい。

人気のシュークリーム屋さんHappy cream puffの山岸さんと協力してやりたい。


と、ここ数日書いてきましたが、山岸さんのブログを見て驚きました。

私も今までに彼から、「出店依頼や出前を断ってきた」 という話は直接聞いていましたし、私も「もったいない」 とか言ってたひとりなのですが、山岸さんが今まで断ってきたオファーの数々を、初めて詳しく知りました。


そのブログに少し書かれていましたが、過去に私は、SMのショッピングモールに入るために、フィリピンの有名大学であるラサール大学の経営学の教授に同行してもらって、空き店舗を貸して欲しいと何度もアタックしてきました。

答えはことごとく NOでした。
しかも理由は、現金が足りないと言うのが大きな理由とされました。

出店に掛かる費用とは、普通は店舗の契約費用、内装工事費用、設備費用、什器備品、広告宣伝費、その他、運転資金などですね。

私はそれらの資金計画を持参して、さらに日本の実績やフィリピンでのメニュー、店舗の内装・外装イメージ、完成予想図まで準備万端整えてプレゼンしましたが、だめでした。

現金が足りないといわれましたが、実際はそうではないのです。
500万円の予算で出来る店に、2500万円は必要ではありません。
問題はSMサイドの一流モールとしての基本的な考えなのでしょう。

日本に置き換えてみると簡単です。
たとえば、高島屋・三越・伊勢丹・丸井などの百貨店に企画書持って行き
ここに私のお店を出したいと言うのと同じだと言うことです。

まず、断られるでしょう。実績が無ければ。
おいしいものが作れるとか、お金は何とかなるからやらせて、と言うレベルの話では無いんです。
老舗とか信用とか実績に基づいたブランド力のある人気店を百貨店側が選んでいくんです。


だから悔しいですが私には無理でした。
それを乗り越えた山岸さんはすごいと思っています。
数々のテレビ出演や、雑誌の掲載などで、2年でオファーがたくさん来るようになりました。

私は大変ありがたいことに、その山岸さんと合同で、事業を計画しています。

それは友達同士でやると揉める、とかいうレベルを超えた、有名ショッピングモールに注目される、フィリピンの中心でブームを起こすくらいの強い決意でやろうと思います。

私は山岸さんに大きく、ネームバリューで劣っています。
まだ店舗が無いんですから。

でも、ペッパーランチを見て下さい。
それ以外も、初めてフィリピンに登場するお店はたくさんあるでしょう。
そして繁盛するお店もあります。

自信過剰といわれるかも知れません。すでに何度となく言われています
でも、自信も勇気もないと起業なんて無理な話です。
皆、最初は反対されたというほうが圧倒的に多いです。

ウチの母はマックもコンビニも嫌いです。
こんなもん、どこが良いのか、すぐ無くなるわと言っていました。

私のコンセプトは今度詳しく発表してみたいと思います。
今回は少しだけ書いてみます。

私の基本は、もちろんラーメンですが、お客さんの好みに応じることで、バリエーションは広がります。

分かりやすく言うと、たとえばラーメンの注文を聞いたら、お客さんの好みを聞きます

・麺は固めかやわらかめか、それとも普通にしますか?
・スープはこってりしたのと、あっさりとまたは、普通かどれがいいですか?
・味は濃いのか薄いのか、普通かどれがいいですか?

要するに、ステーキもそうですが、焼き加減などを聞いてリクエストに答えるのもプロの仕事です。
「俺がうまいと言ったらうまい。ごちゃごちゃ言うな」 という考えを押し付けることはしません。

「熱いのでお気をつけてください」 日本では当たり前のサービスもちゃんとしたいです。
麦茶でお金は取りたくありません(笑)
大衆店でも高級店に負けないサービスをするのも目標にしています。

お金も掛けずにお客さんを喜ばせる方法が店員のサービスなのに、
そこをおろそかにしているお店って多いですね。もったいないです。

あと、きれいなトイレとか・・
こういうところに注目するだけでもビジネスチャンスを感じます。

また、お客さんに媚びて味を変化させるわけではありません。
薬味・調味料の使い方は人それぞれです。
同じラーメンを出しても、にんにくをたっぷり入れたり、こしょうが好きだったりして、結局自分好みの味付けをします。

だから基本形はお客さんの好みに答えて、あとは自由に楽しんでもらいたいと思います。
フィリピン人のために、日本語・英語でのおいしい食べ方なんかも店内・テーブルに設置して、
「ちゃんとしたラーメン」 を提供したいと思います。

私は炭が大好きですから、紀州備長炭を使って、炭火であぶった厚切りチャーシューをはじめ、くんせいの味付け玉子など、ひと工夫した具材も使って、おいしいといってもらえるように頑張るだけです。

山岸さんのネームバリューに追いついて、私にも、オファーが来るように、仲間として、ライバルとして負けないように努力しようと思います。

私たちは今後2つのブランドを持つ強みを生かして、将来は、○○モールにはラーメン専門店を出店、○○では、路面店で駐車場付きのコラボレーションタイプ、○○モールではシュークリーム専門店を出店という風に
地域やニーズに応じて出店していけるでしょう。

資金集めは大変ですが、明るい未来に自信を持って挑戦しますので、応援よろしくお願いします。