日本では次から次へと食品偽装発覚が止まりません。
汚染米なんて、信じられません。
ひどい世の中です。
賞味期限改ざんやウソの産地明記などは、昔は記載しなくても良かったので、今はだめだと言われてもつい軽い気持ちでやってしまうのでしょうか?
テレビやマスコミは消費者を敵には出来ないので、これを連日叩き続けます。
体に入るものだから、私も当然食品偽装問題は気になりますし、無くなって欲しいと思っています。
私は素直でないのか、叩かれている方が悪いのは分かるのですが、マスコミや週刊誌も偉そうに言えないくせに、と正義感いっぱいの彼らにも不満なのです。
年中、詐欺すれすれの広告を出して、ヤラセや名誉毀損でしょっちゅう問題を起こしているのも忘れて、
人の批判をするので、見ていて気分が悪いですね。
不正表示や犯罪に当たるのかどうか知りませんが、新聞もテレビも週刊誌も皆そろって、
幸運のペンダントとか、絶倫薬とか、ダイエット薬とか、怪しい通販の宣伝を手伝って、うそと分かっていても、広告主には文句を言わないで儲けています。
発覚したら共犯だと思うのですが、道義的責任すらほとんど問われません。
飲食店では知らずに使っていましたと言っても厳罰は免れません。
報道側には特権があるんですよ。
食品はやろうと思えばいくらでも偽装できます。
偽装と言われないやり方もあります。
やるかどうかは、モラルとか正義感の問題です。
変なたとえですが、1000人分のラーメンを作る時に、300リットルくらいスープを作るとして、
鶏ガラを私なら、軽く100Kg以上は使いますが、もしせこいことを考えて、その中にわずか1Kgだけ、名古屋コーチンとか、比内地鶏とか入れたら、「名古屋コーチン使用の店」とか「本物の比内地鶏のスープ」 とか書いてもウソではなくなります。
食べる人にも全く区別などつきません。
テレビで散々見ましたが、高級なワインと安いワインなど飲み比べて分かる人のほうが圧倒的に少ないのです。
だから業務用食品とか信用して使うことは危険だと言わざるを得ません。
私が手作りにこだわりたいのはそういう時代だからこそなんです。
経費の高い日本では高級店でしかこだわりの料理は出来ないかもしれません。
でも、船場吉兆などの老舗がめちゃめちゃなことをする時代ですから、何を信じて良いのか難しいですね。