先週末、就労支援学習会を開催しました。

ある社会福祉法人さんがされている障害者雇用のお話を聞き、
参加者による意見交換、質問。

私が人柄にひかれて、講師をお願いした事務長さん。
芯の通ったステキな女性です。
そして、ぶれない発言力は、私が身につけたいと思っていること。

発達障害、知的障害、精神障害。
それぞれの特性に合わせ、得意なことを仕事にして、その人の能力を伸ばす。
仕事に人を当てはめるのではなく、
その人に仕事を当てはめる。

当たり前のことを当たり前にしておられる。
しかも、周りの職員の反応にも、事務長さん自ら対応。
個々への配慮はもちろん、環境作りも。

例えば、洗濯係のAさん。
洗濯はするけれど、利用者さん(高齢者入所施設)のところまで持っていけない。
案の定、利用者さんからクレームがきました。

事務長さんの対応。
自分の洗濯物がきてないと認識できるんだから、利用者さんが取りにくればいいとされました。

専用ネットを用意し、Aさんがネットに入れて洗濯をし、
終わったものを利用者さんが取りに行くように変更されたそう。

きっとその裏には、職員さんへの対応やら色々あったかと思いますが、
Aさんができないところは無理してさせるのではなく、
周りもひっくるめて、できることを仕事にされている対応に脱帽です。

目の前にある仕事をただするだけでは、どうにもなりません。

どんな仕事ならできるか、
そのためにどうしたらいいのか。
特性も考えながら、個々に応じた対応です。

そして、このことは、
障害者だからではなく、どの職場でも通用することではないでしょうか。

人不足解消のために障害者雇用があるわけじゃない。

ダイバーシティマネジメント。
性別、国籍、年齢、障害の有無などの個人の属性を受け入れ、認め、活かすこと。
そのシステムを企業は取り入れるべきなんです。

『障害を理解することとはどういうことですか?』という質問に対して、
講師の先生は、

『障害のある人が働きやすい環境であることです。』
と言われました。

どうしても周りに理解を求めようとします。大切なことではありますが、簡単なことではありません。

だったら、働きやすい環境にしましょうよ。
ということ。

環境設定されて、自分の仕事ができる。
フォローする人もいる。

クレームもでませんよね。

理想です。
とても難しいことではありますが、当たり前のことと思います。

当たり前のことを当たり前にできる人間になりたいです。