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情報BOX:日本の金融機関が保有している米GSE関連債券 (ロイター)
 [東京 15日 ロイター] 米当局が政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の2社の支援策を打ち出した。GSEの関連債券(GSE債)について、2008年3月末現在の日本の主要金融機関の保有状況を調査したところ、日本の大手金融3グループの保有残高合計は約4.7兆円となった。

 また、生命保険会社のGSE関連債の保有状況は、機関債と住宅ローン担保証券(RMBS)の合計値で、日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の大手4社の合算は4兆円を超えた。個別にみると、日本生命は2兆5000億円、第一生命は9000億円だった。

〈中略〉

 米財務省の2007年6月末時点の統計によると、全GSE債の発行のうち海外の政府・民間セクターによる保有残高は約1兆3000億ドルで、このうちアジア勢が約8000億ドルを占める。内訳は中国が約3700億ドル、続いて日本が約2280億ドルだった。

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因みに各邦銀別の米GSE債券の保有残高は以下の通り


農林中金    5.5兆円

三菱UFJ     3.3兆円 (ジニーメイ含む3社分) 
みずほFG    1.2兆円 (全額ジニーメイ)
三井住友FG    0.2兆円 (ジニーメイ含む3社分)
   計        約10兆円


1987年10月19日月曜日のブラックマンデーがおきる1ヶ月以上前からタテホショック※などに象徴されるように日本の債券市場も大荒れになっていた事実もある。

今のところ、GSE関連債券のデフォルトはないとされているが、ブラックマンデーが起きる直前のマーケットの“場味”(雰囲気)に似てなくもないので、やや心配なところである。投資家が過去から学び、20年以上前の債券市場の教訓が杞憂に終われば良いのだが・・・


※タテホショック

1987年9月2日、タテホ化学工業が債券先物取引において286億円の損失を出したことが明らかになった。このニュースにより、債券市場において、いわゆる「タテホショック 」が引き起こされ、債券相場は暴落(長期金利は急上昇)したのである。9月3日から5日までの3日間で、89回債は1%あまりも利回りが上昇した。