2003年の増資概要
第11回第11種優先株 第12回第11種優先株 第13回第13種優先株
発行株式数 943,740株 101,500株 36,690株
発行金額(億円) 9,437億円 1,015億円 366.9億円
株主数 3,368社 19社 49社
1株の配当(円/年) 20,000円(2%) 2,500円(0.25%) 30,000円(3%)
総配当額 18,896,800,000 253,750,000 1,100,700,000

多くの個人投資家が忘れているかも知れませんが、みずほFGは2003年3月に発行した1兆円の優先株が7月から普通株に転換できる期限を迎えます。


当時発行した優先株は3種類で、7月から普通株に転換できるようになるのは第11回優先株式。2007年9月末の残高は9,437億円(当初は9,448億円)


優先株の発行価格は100万円。転換価格は4月24日~6月9日までの終値の平均値。平均値が今の時価40万円の場合は、優先株の所有者が手にする普通株式は2.5株。これから株価が下がり、平均値が20万円まで下がれば、なんと、普通株5株をゲットできるのです。


これは、かつてSMBCがゴールドマンに発行した1,500億円のMSCBの株価暴落スキームよりもキビシー状況叫びではないでしょうか? マーケットではヘッジファンドは1,500億円~2,000億円位を持っているんではないか、、と言われてます。



「ゆとりローン」や「サブプライムローン」を組む人は、将来は給料も上がってるから、金利が上昇しても返せる、、、と夢見て、夢破れていってます。


ちょうど、今の「みずほFG」もそんな感じではないでしょうか?2003年当時はこれを発行して、財務上の危機さえ脱することができれば、2008年頃には収益力も回復しているだろうし、株価の下落圧力が加わっても、大丈夫!という事だったように思います。


実際、収益力は相当回復したんですが、、、、子供のみずほ証券がちょっと派手にやりすぎちゃいました。みずほ証券の精鋭が大好きなデリバティブ【CDO(credit default swap)】で大きな損失が発生していると思います。CDOの価値は評価の問題なので、どうにでもなるので、先週末に発表された決算の下方修正額は市場予想にくらべ小さかったので、株価はショートカバーで大きく反転しましたが、そんなハズはない、、、とボクは考えてます。


ということで、、、、みずほFGを取り巻く環境は、相当にきびしいので、相当に注目目したい銘柄の一つだと考えてます。