警視庁からのニュース
これもおもてなし👘
日本はほんと良い国
幸せ🍀
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外国人の落とし物激増=警視庁、昨年度5万点返還

来日する外国人が増える中、落とし物の取り扱いも激増している。警視庁によると、同庁が外国人の持ち主に返した拾得物は昨年度、少なくとも5万5000点あり、今年度は1.7倍のペースで推移している。「落とし物は交番へ」は日本人に定着しているが、外国人には新鮮な「おもてなし」と映る様子。返還されると異口同音に感激し、うれし涙を流す人もいるという。


外国人誘客へモデル地域

 「観光で日本を訪れ、携帯電話をなくした。捜してほしい」。2014年2月、台湾に住む女性から警視庁に英文のメールが送られてきた。同庁遺失物センターに保管されていたため、職員が必要な手続きや書類をやりとりして郵送した。
 1カ月以上要したため、英語を話せる職員が台湾に電話すると、女性は「日本は素晴らしい。時間がかかった理由まで説明してくれ、言葉に尽くせないほど感謝しています」と話したという。
 東京では落とし物の多くが戻ってきます-。20年東京五輪・パラリンピック開催を決めた13年の国際オリンピック委員会総会で、滝川クリステルさんが治安の良さをアピールした。この演説を覚えていて「まさに言葉通り」「自分の国では考えられない」と感心する人が目立ち、なくした在留カードを受け取った際に涙を流して喜んだ人もいたという。
 警視庁は昨年4月に取り扱い方法を一部変更。名前から外国人の所有と判断できる拾得物と返還の点数、外国人からの遺失届を集計できるようになった。
 外国人の落とし物は月を追うごとに増えていることが分かり、15年度に少なくとも7万9700点が拾得されていた。16年度はさらに増え、上半期(4~9月)に前年度同期比1.6倍の5万5600点に上った。返還点数も同様に推移し、今年度上半期は4万点を超え、同1.7倍となっている。