NHKの『100分で名著 ドラッカーのマネジメント』を見た
『凸と凸が集まれば、もの凄い力を発揮する』
(凸:強み、長所 凹:弱み、短所)
こんな表現ではなかったかもしれないが、そんな内容のことを言っていた。
目からうろこが落ちた![]()
これまで凹を引き上げて、平均的にすることが全体を高めると思ってきた。
いつからかは分からないが、何となくそう思ってきた。
和を大切にする日本社会にとって、
一人秀でている人がいるよりも全体を平均的にした方が
社会としてまとめやすいからだろうか。
さまざまな人がいる。
手先の器用な人もいれば、話すのが得意な人もいる。
社会がさまざまな人で構成されているのは、
いろいろな人がパズルのように
それぞれの得意分野で力を活かすためだと思う![]()
どのピースが欠けてもパズルは完成しない。
それと、『好きこそ物の上手なれ』である。
好きなことをやっていた方が楽しいし、
得意なことで力を発揮した方が自然で無理がない。
これまでは凹を引き上げることばかりに力を注いできたが、
これからは凸を伸ばすことに力を注ぎたい。
それは自分に対しても、人に対しても同じこと。
他人の凹の部分は目に付きやすい。
だが、それぞれの凸を結集するためには、
他人の凸を見つける努力をしなくっちゃ。
それよりまず、ドラッカーの『マネジメント』を読んでみよう![]()