1月末に古都奈良の早春を告げる伝統行事である若草山焼きに行ってきました。
昨年は直前に雪が降ったせいで山焼きは残念な状況でしたし、花火も打ち上げ場所の移動があったのか見えずらい状況もあったので、今年は山裾ではなく奈良公園 春日野園地で観戦・撮影してみることにしました。
日中は平城京跡の朱雀門で行われる奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり(大立山まつり)に寄ってから。まずは、奈良県の美味しものを頂きました。
朱雀門前でのイベント。曾爾の獅子舞。iPhoneで撮影
iPhoneでRAW撮影もしてみました。でもまだ慣れていないのでAUTO撮影で画像データが大きくなるだけですが。今後、SS/絞りも調整した撮影でどう変わるのかも見ていきたいです。
こちらがSigama FPでのRAW撮影。この程度の撮影ならスマホ撮影でいいです。
まだまだここでのイベントはありますが、撮影場所の確認と場所取りが必要なので、ここからJR奈良駅を経由して奈良公園に向かいます。
今回の目的場所に到着。この春日野園地から若草山が見えるのはこんな感じ。
16時時点でカメラの場所取りはもう終わってましたので、良い場所はもっと早くにくる必要があります。私は一番端っこでした。
若草山の山裾とは違って、花火の時間までは何もイベントなどはなく、ただ待つのみです。この日はそんなに風がなく、まあ待ちやすかったです。
18:18から花火が始まりました。
大きいサイズの花火が上がると上側が切れてしまった。急遽上に向けなおします。
BULB撮影してたので、複数の花火を重なっての分も撮りましたが、何枚かは明るすぎて白トビになりました。NDフィルターなしなら、一発毎がいいのかも。
これの撮影を一番楽しみにしてましたが、可もなく不可もなくという撮影結果でした。
ひと際大きい花火が上がって、またちょっと入りきらなかった。もう少し広角よりにしとけばよかった。大きい花火はドーンとくる音がいいですね。
花火の終わりが近づいたようです。
同時に上がる花火が増え、SS4秒なのにこんな感じでブレてるようになってしまった。
最後は同時に多くの花火があがるので、SS:11秒では明るすぎて白トビしちゃいました。
この1枚は現像後にPhotoshop Elementsでの簡単な貼り付けだけの合成写真。
この方法だと直ぐに合成出来ますが、花火の重ね合わせには向きませんので、ちゃんとした合成方法も出来る様にしたほうがいいです。
18:30に花火が終わると、直ぐに山焼きが始まります。
今年は昨年と違って燃えると期待してました。
燃える範囲が徐々に広がります。
ズームしてますが、最初のころに盛大に燃えてる場所もありました。
山裾でみえたら、暑さを感じてたでしょう。
上の写真の広角撮影。結構、左側のほうも焼かれるんですね。
最初のころほどではないですが、偶に大きく燃えるときもあります。
燃える範囲が限定的になってきます。
19:00では山焼きも終盤になって線のようになって、徐々に上のほうに燃えていきます。
最後までは観戦せず、これで若草山焼きの観戦を終了。
隣で撮影していた人と帰る人たちが比較的少なくなるまで少しだべってから帰りました。それと、昨年もでしたが、晩御飯は食べようとしてもどこも行列待ちになってて諦めて帰りました。
今年はしっかりと山焼きが燃えてるのを見られたし、花火もまあまあの撮影結果でした。SSを6秒にするかBULBで撮影するか悩みましたが、BULBでSS15秒とかにして色々な結果をみるのもいいかと思って、最後までBULBでの撮影でした。
また、隣の人は、インターバル撮影でずっと写真を撮り取り続け、後で比較明合成して部分的に燃えてた山焼きが全体が一気に燃えてるように見せるようにするとのこと。
それも今後やってみたい手法です。
それと日野園地で撮影は三脚使用OKですが、自分の身長以上になるぐらいのが必要です。私の前は座って観戦してくれてましたが、高めが必要ですね。