忘れもしない2019年12月25日。

その日の夜、ベンゾ系の睡眠導入剤を飲んでから、私の人生は破壊へと大きく舵を切ってしまったのです。


安易に薬に頼ってしまったこと、悔やんでも悔やみきれません。


ベンゾを処方されたクリニックは、

心療内科でも精神科でもない、内科が主な個人の小さなクリニックでした。


寝る時間になり薬の服用を一瞬迷いましたが、「まず眠ってください」という医師の言葉も頭にあり、飲んでしまいました。


飲んで少しして脳に何かがキーンと登ってくような感覚とともに一瞬で眠りにつきました。

6時間くらいですっきり目が覚め、久しぶりに眠れてほっとしたとともに、睡眠導入剤の凄さを感じました。

冷静になれば、一瞬で眠りにつかせる薬の怖さを感じると思うのですが、眠れてよかったとばかりで、そんなこと考えもしませんでした。


その後も毎晩薬を飲んで寝ましたが、初日以外は飲んでもあまりよくは眠れませんでした。


そして、飲んでいくうちに副作用が出てきました。

手の震えや口の震えや寝る時の動悸です。

ただ、まだ薬の副作用とは気づかず、ストレスかと思っていました。

副作用と気づいてその時点で止めてれば、依存形成される前に止めることができ、大事に至らなかったように思います。


ネットでも副作用は出てるし、なんで調べたりしなかったのか自分の愚かさを悔やみます。