著者は、言わずと知れた元外交官の佐藤優。・・の作品にしては、とても下品な作品。
果たして女性が読むことが出来るのだろうか?と思うくらいの低レベルな話。
彼の作品で読んだのは、下記4作品くらいか。
1.インテリジェンス―武器なき戦争:手嶋龍一との共著。まぁまぁ面白い。
2.国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて:内容は詳しく覚えていないが、まぁまぁ面白い。
3.自壊する帝国
4.獄中記:彼の基本的精神が表れている。これを読めば、彼がどれほど難しい人間か分かると思う。
さすが外交官と思う部分もあるし、東大やロシアの大学で教鞭をとるだけの深みのある教養人だというのはそれだけでわかる。
で、この作品。
外務省の腐敗した姿をあらわにさらけ出すのが目的なので、ある程度露骨になるのは仕方がないが、当然名前は伏せられていても見る人が見れば分かるので、ここまで書くか!?という感じがする。
そうはいっても、機密費の問題などは、程度の差はあれそれくらいは当然やっているのだろうとは思っているが、国民としては当然血税なのだから、きちんとした使い方をしてほしいというのはみんなの願いだと思うし、それをやるのは公務員の義務なのだから、政治家・公務員含めて規律を正してほしい。・・・無理な願いか?
ところで、登場人物の一人に面識がある方がいた。
人間、変な環境にいると、その環境に染まってしまうのだろう。
であれば、外務省に限らずどんな役所でもまずは自浄作用を働かせて、国民に胸を張ってきちっと仕事をしてますというようなプライドをもって仕事をして欲しいと思う。