死ぬまで生きる -18ページ目

死ぬまで生きる

今年で40代になる主婦。人生の折り返し地点の年となり、今までの少し波乱万丈な半生を振り返ります。

実家に戻り

私は早急に次の仕事を見つけた。

 

職場は

車で40分の距離。

またも販売業だけど

ここは家族経営で

ノルマもなく、気楽にできると思ってた。

(全然気楽じゃなかったけど)

 

実家に帰ったものの

一人ぐらいの時の

気ままな暮らしは変わらず

家にはほとんどいなくて

遊びに行ってばかりで

両親とは

顔を合わせることさえ少なかった。

 

当時

本当に私は

自分のことばかりで

両親のことなんて

ちっとも気にかけていなかった。

 

ある日

父親に

「土地の相続のことで話かある」

と言われたけど

はぁ?まだ早いでしょ?って

聞く耳持たなかった。

 

まだ50代だった父。

相続なんて

ずっと先の話だと思ってた。

でも

実際、このわずか数年後に

結局相続することになる。

 

父は昔から

「俺は50で死ぬ」と

宣言していた。

 

神経質な性格で

ストレスもためやすいし

血圧も高い。

決して長生きするタイプでないけど

それを聞いて

私は軽く笑い飛ばしてた。

 

50歳を迎えた父は

今度は

「俺は60で死ぬ」と言って

徐々に終活を始めていた。

 

私も含め

家族は

またそういって

何事もなく

70歳になってると思っていた。

 

今は

その頃父がやっていてくれたことが

すごく助かったし、ありがたい。

 

そして

私自身40代になって

この家を継いだものとして

父と同じように

後に残ったのもが困らないよう

少しずつ

終活を考えていけなくてはと思うようになった。