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死ぬまで生きる

今年で40代になる主婦。人生の折り返し地点の年となり、今までの少し波乱万丈な半生を振り返ります。

当時、

夫は原付で仕事に行っていたが

 

天気が悪いと

私が送り迎えをしていた。

 

いつものように

夫の仕事場から

アパートに帰る途中

信号待ちをしていたら、

目の前で、

自転車に乗っていた中学生が

車に吹っ飛ばされた。

 

人形のように

グニャグニャになって転がる中学生。

 

私はただ茫然とみていると

助手席の夫は

すぐさま車を飛び出して

中学生に駆け寄った。

 

私は驚いて

とりあえず近くに車を留めた。

 

中学生は意識はあるものの

震えていたので

夫は自分の上着をかけ

救急車がくるまで

ずっと声をかけていた。

 

確か

その頃の夫は20歳ぐらいだったと思うけど

その年齢での行動力に驚いたし、

なにもできなかった自分を恥じた。

 

そして

この人なら

この先、なにかあったら

頼れる

 

と、はじめて夫のことを尊敬した。