長い親の介護記録ですが、そろそろ終わりですウインク

まもなく息子の推薦入試合格発表。
息子話の合間の介護と看取り記録ニヤリ
ギリギリ終了できるか!?


2019年末に、義母が入院していた病院と同じ病院へ父、転院。
その病院が病院としてどういう位置づけになるのか私にはわかりませんが、地域では「老人病院」と呼ばれ、ほぼ寝たきりの方のみ。そしてこちらに入ると生きては出られないという…←ホラー映画のサブタイトル!?(笑)じゃなくて、まあそれだけ終末期医療なんですね、高齢者の。

入院してからは経鼻経管栄養ですから誤嚥性肺炎も起こさず。
ただ会話もなく、ちょっと目を合わせたり、頷いたり。

そして2020年、2月以降は……。

                   ムキーコロナムキー

はい。コロナの為に面会不可となりました。
洗濯物の入れ替えには行きます。
しかし看護師さん通しての受け渡しのみ。
それですら、私の検温が必要だったり。
父の状態は聞けるのですが、「安定しています」という返事で、これ以上聞きようもなくえー

コロナではどうしようもないですねショボーン

そして2020年7月。
延期にならなければオリンピックが開催されていた頃。
たまたま主人は用事で関東へ。
息子と2人の夜でした。

深夜2:00過ぎ。
携帯が鳴ります。
最初寝ぼけていましたが、父の病院からとわかり、目が覚めました。

「お父様が息をしていません」

🐱「もう亡くなったということですか?」

「そうです。就寝前は変わりなく息をしていたのですが、深夜の見回りの時にはもう息がなく…」

🐱「今から行きます」

お酒飲んでなくて良かった!車出せる!
息子はどうする!?
今が危篤というのなら起こして連れて行くが、もう亡くなっているのなら、これからは斎場とのやり取りとかだ。(つい半年前に義母を見送ったばかりだし)
ただ待ち時間が長いだけ。
1人で行こう。

その日は凄まじい雨。雨。雨。
深夜3時には病院到着。

父は……
1月に会った時とそれほど変わらず。
少し痩せたかな?
もう目を開けてはくれません。
「お疲れ様…」と顔を撫で、手を擦りおねがい

それからは斎場へ電話。
お迎えは4:00頃になります、と。
やっぱり息子は連れて来なくて良かった。
ただただ霊安室?で父と2人、ぼーーーっとお迎えを待つ。
外はすごい雨。
お迎えの方、大変だなあ…。

やっと斎場からのお迎えがあり、斎場へ。
義母と同じ斎場です。
だって自宅から徒歩3分ニヤリ同じ町内チュー

斎場で今後のことなど少し決めて、一旦自宅へ。
息子を起こして、父のことを話し、とりあえず学校へ。土曜日だから4時間授業。
そのまま帰ってくれば14:30くらいかな。

さて主人はどうするか…。
帰宅予定は明日。
重要な用事は昨日終わり、今日はゆっく旧友と会うはずだ。
多分連絡すればすぐ帰ってくるだろう。
帰って来なくても心穏やかではないだろうな。
多分お通夜は明日だし、葬儀は明後日。
帰る日まで伝えることはやめた。

ホント、私は1人で解決しちゃうんだよなー口笛てへぺろ

葬儀のこと、斎場とのやり取り、お坊さんとのやり取り(このお坊さんは義母の時のお坊さんではないです。実家なので。)、全て1人で決め、やってのけましたウインク
そういうことをやってのけるように育てたのは両親。
だからこそ。この姿を見せたい。
堂々と喪主をやりますニヤリニヤリグッド!
あなた方の娘はちゃーんと育ったよと見せたいおねがい

主人には帰る飛行機搭乗前に教えました。
さすがに帰ってから即お通夜ではね(笑)
親族控室で食べるお菓子を土産にして、と。

コロナ禍なので、親族のみ。
親族といっても近くの親族。
寂しい寂しい葬儀です。
でもそれが今の葬儀。
親族のみで、と言いながらもお通夜後に駆けつけてくれた友人、葬儀にも来てくれた僅かだけど大切な方々。
本当に心のこもった葬儀になりました。
これこそが本当の葬儀だと思います。


2020年7月24日 没 享年94歳。
義母と同じく、死亡理由は「老衰」
大往生です。
湯灌の方から「ハンサムですね〜」とデレデレ
ふふふちゅー良かったね💕

父の遺影写真はたまたま近所の人が撮ってくれたスナップ写真。
息子との七五三のもあったのですが、この写真がめちゃくちゃ自然体のいい笑顔でおねがい
今はすごいですよね〜、父のよく着てた背広とそっくりの背広素材もあって、着せ替えて、それなりの遺影写真ができました爆笑


母が先に逝ってから14年。
1人で頑張ったね。
最後に広島に連れて行ってあげたかった、フライケーキ食べさせてあげたかったけどできなかった。ごめんね。
経鼻経管栄養できつい思いさせちゃったかな?
点滴のみで早く送ってあげた方が良かったとは思うけど、私にはもう少し時間が必要だった。ごめんね。

そしてありがとう。
お疲れ様。
久しぶり再会した母とおしゃべりしてるかな?
体の弱かった母だったので、あの世では飛び回ってるかもしれないねおねがい



これで親の介護と看取り記録は終わりです。
長々読んで頂きありがとうございました。
最後にあと1回。
親(母を含めると)3人看取った私が介護について思うことを書かせて頂きます。
今介護中ですごく苦しい人、まもなく介護生活に入りそうな方に、ちょっとでも心が軽くなれば、と思いますおねがいおねがいおねがいおねがい