大腿骨頸部骨折で完全に寝たきりとなった父。
要介護5で、高齢者医療に力を入れている病院に入院中。
リハビリはしているものの、それは動けるようになる為ではなく、今できる事ができなくなってしまうことを防ぐ目的。
少し硬直した手を柔らかく開かせる、車椅子に座っていられるようにする…
私にできることは行ける時に行って明るい顔をすること。
帰り際には必ず「お前も大変やろうから、無理して来んでいいよ」と。
難しい会話はできないが、こんな優しさは変わらない
その頃の義母。
足腰はかなりしっかりしてきて、外出はしないが、3階から1階の店に自分の足で降りて来るようになった。
階段にはリフトをつけているので、それに乗ってくれればいいのだが、根がせっかちなので、歩いて降りてしまう
危ないので、リフト使って〜〜〜
それと、我々の顔をみないと心配なようで、常に家族が今どこにいるのか知りたがる。
夜7:00頃はまだ主人は店。
私はピアノのレッスン中。
息子は習い事だったり、自分の部屋で勉強してたり。
それを確認しに建物中徘徊…
レッスン室に乱入。生徒達もだんだん慣れてきて、また来たよ〜って感じ💦
そして、「ご飯まだ?」と。
先に食べさせても、今度は我々が帰ってこない、と捜しだす。(またまた建物徘徊)
とにかく、義母の束縛に家族中辟易しだした。
日曜日に家族で出かける時、「夕飯までには帰ります」と言っても、まず15:00過ぎに電話がかかってくる。
「みんな元気なのね?」と。
次は16:00頃。
「まだ帰らないの?」
17:00を過ぎたら、我々も落ち着かなくなるので、とりあえず帰宅。
「今帰って、自宅にいます。もう少ししたら夕飯にそっちに行きます」と内線電話かける(自宅と義母宅の建物は違うので)
すると10分あけずに「まだ来ないの?」の内線電話
あるいは、帰りが18:00頃になって帰宅後、電話の着信履歴見たら、義母からの内線電話は20件以上(店兼用の為、電話はビジネスホン。内線番号が履歴でわかるが着信履歴は20件まで)
この頃は内線呼び出しノイローゼになりそうでしたね
家族で出かけてもせいぜい18:00まで。
外食もできず。
この生活も4年目になっていました。