100坪超の借地に家2軒(1軒はは借家)と6部屋ある二階建てアパートを所有する実家。
なんとか入ってくる賃料で地代は賄えていたので、放っていた。
そして、今から6年前。
地主の代理である不動産屋が「アパート部分の土地を返してほしい」と言ってきた。
借地である以上、ずっと放っておくわけにもいかない、とは思っていた。
しかし、アパート部分だけ!?
残りの2軒分のところは?
半分だけ残ったところで、父が戻って来られるわけでもなく、どうせいずれは返還しないといけないじゃないか…
そこで、不動産屋に
「アパート部分だけというのは困る。返すなら全て」と返事。
不動産屋は少し驚いたようだった。
どうやら、地主はまだ父がその家に住んでいて、商売もやっており、立ち退くわけないと思っていたようだ
そして
アパート、家2軒
全て立ち退き
の方向で話を進めていくこととなった。
その不動産屋と地主の関係だが、単なる仕事の付き合いというわけではないようだ。
今の地主は、長年うちとお付き合いのあった方が亡くなり、相続上その方の奥さんとなっているが、ご高齢のため、基本的には息子さんが行っている。
その亡くなった前地主は学校の教師をやっており、その教え子が不動産屋となりいろいろと手助けをしているようだった。
こちらは素人……
この交渉、うまくいくのか!?
そして、初・不動産屋との話し合いが行われることとなった。
実家の話なので、基本は私が交渉。
でも私一人で交渉したのではきっと舐められる‼️
その日は主人にも立ち会ってもらうことにした。
つづく〜