今日、仕事の帰りに
飲食店の駐車場の前を
通り過ぎると、

そこに停まっている車の中に
あの人そっくりな
キレイな目をした人がいた。


あの人がいる訳はない。
車も違うし。


でも、あの瞳を見て
家に帰ると、
イタズラ好きだったあの人が


お風呂場から
ロフトから


私を驚かせようと
出てくるような
そんな錯覚がした。


この部屋には
思い出がありすぎる。


なんで更新しちゃったのだろう。


その思い出が愛おしいような
悲しいような

あの人は今幸せだろうか。


望み通りに別れたのだから
幸せでいてほしい。



でも会いたくない。
幸せなあの人を見たら、

その隣に自分がいない寂しさに
私は耐えられない気がするから。



どうか素敵な人と
幸せな毎日を
送れていますように。



郵便ポストの鍵のナンバーが
あの人の誕生日で、

先週やっと鍵をはずした。


あの人には笑顔でいてほしいけど

私はあの人を思っちゃいけない。


私はあの人を幸せにできなかった。



最近、心は穏やかだ。

女性の飲み友達もできて

程よい距離感の人達と
会話をできるようにもなった。


相変わらず
このまま一人で生きていくのだろう
そう思うけど

仕方ないかな。


私は誰かを幸せにもできないし
幸せにもなれない。

きっと、そういう運命なんだ。

この距離感を縮めたら
また皆、離れていくのでしょ?

そう思う。


でも、あの人の目を見て
ちょっと幸せ


あの笑顔が大好きだったなー

ひどい別れ方をしたから
私を嫌いだと思うし、

もう二度と会いたくないけど

どうか幸せになっていますように