[成年男女共に全国第4位!青の煌めき あおもり国スポ・障スポ2026 三重県代表ボウリングチームへの帯同]
太平洋を望む北の港町、青森県は八戸市。澄み切った秋空のもと、開幕を告げた「青の煌めき あおもり国スポ・障スポ2026」。
今年もまた三重県ボウリング連盟様よりご依頼をいただき、三重県代表ボウリングチームのチームスタッフとして、選手たちと共に熱い戦いの舞台へ足を踏み入れました。
栃木、鹿児島、佐賀、滋賀と積み重ねてきた国体/国スポの帯同は、今回で5度目を数えます。歓喜に沸いた瞬間も、胸を刺すような悔しさも、すべてを共にしてきたこの特別なチームで、どうしても掴み取りたい連覇がありました。しかし、全国の強豪が集う国スポの壁は、どこまでも高く甘くはありません。
[「自分自身との闘い」と「見落とせぬ戦略」大会序盤の葛藤]
10月11日(日)16時45分、まずは少年女子の公式練習から、運命の戦いは始まりました。
重圧による緊張から、アプローチの上で一歩目が踏み出せなくなる、選手の中には過去にそんな経験をしている人も少なくはありません。少し難しい話にはなりますが、私はチームスタッフとして、それが必要な選手には、身体への非侵害性刺激を通じ、脳の過剰な緊張を優しく解きほぐし、緊張してしまった思考を散らしていくような、そんな意識を他へと向けさせる簡単な対処法を伝えたりしています。ここではあくまでも対処法にはなりますが有効な方法となります。そして何よりもそんな状況を楽しむ、これも訓練、練習の一つとなります。
一方では、裏舞台での情報戦もまた熾烈を極めていました。夜間にメンテナンスされるオイルレーンの状態を見極めるのはもちろんのこと、会場の補修工事に関するSNSのわずかな情報さえも見逃さない。コンディションの微細な変化がミリ単位で勝敗を分けるボウリング競技において、こうした徹底的な分析こそが、チームの戦略を支える強固な土台となっていったのです。
[少年女子の涙と決意。そして「感情」と「感覚」と対話した夜]
少年女子個人戦・団体戦の前半戦が12日に、また、後半戦が13日に行われました。
個人戦・団体戦、共に2人の選手が出場し、上位進出を目指して力投をみせたものの、惜しくも決勝進出には届きませんでした。
12日の前半戦から安定した投球をし、翌13日の後半戦にかけてスコアを伸ばそうと奮闘しましたが、全国の強豪たちの壁は厚く、予選敗退という悔しい結果に終わりました。
結果は振るわなかったものの、今大会での経験を胸に、今後のさらなる飛躍と活躍が期待されます。
今回私は、少年女子の選手2名に対し、バランストレーニング・感覚トレーニングの指導を行いました。あわせてその必要性と重要性についても説明したところ、非常に強い関心を示し、「毎日続けます!」との力強い言葉が得られたため、内容を深く理解・納得してもらえたのかと思います。
少年女子の選手の施術と指導を終え、これより成年女子個人戦前半戦の始まりです!
熱戦が繰り広げられた成年女子個人戦。入江菜々美選手と永井秋穂選手が見せた圧巻の戦いぶりは、会場を大きく沸かせました。互いに高め合うような投球に、全国の強豪たちの好勝負、応援している私たちも時間を忘れて胸を熱くさせられました。
個人戦前半戦を終え、ホテルに戻った13日の夜、菜々美ちゃんと1時間半近く電話で話をしました。
国スポという特別な舞台への熱い思い、頼もしい仲間たちの存在、そして自分自身の投球に対する繊細な感覚、胸の中に渦巻く、これまでに味わったことのない複雑な感情を、菜々美ちゃんは、一つひとつ丁寧に言葉にしていきました。
幾重もの対話を通じ、これまでにはない感情と感覚を発見する。そんな奥深く眠っていた「暗黙知」を、揺るぎない「形式知」へと落とし込んでいく。
そして着地した答えの中に、
「自分ではどうにもできない物理的な現象に対して心をとらわれるのではなく、いま自分が行動を起こして変えられることにだけ集中していこう」
つまりは、
「明日からの投球に集中していくこと」
一見シンプルに見えるこの答え。単なる「集中していこう」ではなく、さまざまな感情や感覚を整理した末に辿り着いたからこそ、深く重みのある言葉となっています。
対話を通してこの解に辿り着いた菜々美ちゃんは、また一歩、新しいステージへと踏み出したように感じました。トップアスリートとして、さらなる高みへと駆け上がった、かけがえのない夜となりました。
[成年男子、決勝進出は異例の展開に!]
14日(水)この日より成年男子個人戦予選前半戦・後半戦と成年女子個人戦後半戦が始まりました。
男子ならではの力強い投球と迫力、打ち合いによる予選の結果は、成年男子決勝進出の8人全員がサウスポーという国体・国スポ史上初の異例の展開となり、その中の一人として、三重県チームの加藤勇紀選手が予選4位、成年女子では永井秋穂選手が予選6位という見事な成績で決勝進出を決めました!
[成年男女個人戦決勝!そして運命の団体戦へ!]
15日(木)成年男女個人戦決勝!三重県チームからは加藤勇紀選手、永井秋穂選手がそれぞれ参戦!抜群の安定感のある加藤勇紀選手は、持ち前の正確無比なライン取りと冷静なゲームメイクでスコアを確実に積み重ね、見事に全国5位入賞!と栄冠を勝ち取りました。
そして、チームのムードメーカーでもあり、抜群の勝負強さを誇る永井秋穂選手は、一投ごとに表情を引き締め、レーンの変化を鋭く読み取りながらアグレッシブかつ丁寧な投球を展開。予選を上位で突破して迎えた決勝の舞台でもその勢いは衰えず、気迫あふれる投球と粘り強いプレーで堂々の全国第7位入賞!を果たし、三重県チームの躍進を力強く引っ張りました。
そして県を代表して競い合う国スポでは最も重要となる運命の団体戦へと突入しました!
まずは成年女子団体戦(4人チーム)、入江菜々美選手、永井秋穂選手、山田恵子選手、村木琴音選手の4人が団体戦予選に挑みました。
一投ごとにレーンのコンディションが微妙に変化していく難しい環境。成年女子4人チームは互いの投球フォームやボールの軌道を細かく確認し合い、ベンチでも絶えず声を掛け合います。抜群の安定感を見せる入江菜々美選手や永井秋穂選手が正確無比なコントロールでチームを牽引すれば、ベテランの山田恵子選手や、勝負強い投球をみせた村木琴音選手がそれぞれの持ち味を存分に発揮してこれに続きました。
ミスを引きずらず、ストライクが来れば全員でハイタッチを交わして勢いに乗る。一人ひとりが自分の役割を完璧に果たし、チームの総力を結集させた結果、予選を見事6位で突破し、明日の決勝ラウンドへコマを進めました!
[運命の最終日!男女決勝の舞台へ!]
16日(金)運命の最終日!
早朝より成年男子団体戦(4人チーム)の予選が始まりました。
加藤勇紀選手、瀬戸翔選手、梅田久徳選手、梅田未来都選手の4人が団体戦予選に挑みました。
今回の成年男子チームは、勢いのある若手と中堅、安定感抜群のベテランが融合した、心強い4人の精鋭たちで構成されたメンバーとなりました。
チームを引っ張る国体/国スポ常連の加藤勇紀選手、瀬戸翔選手が抜群のコントロールでレーンを読み解けば、ベテランの梅田久徳選手がそれに続いていく、また国スポ初参加となる若手の梅田未来都選手の勢いもあり、チーム全体が非常に良いムードと高い集中力で一投一投に挑んでいます。
一人ひとりの投球が、そのままチーム全体の流れを左右する4人チーム戦特有の重圧の中、成年男子チームは、互いに声を掛け合い、打ち合いの中でしっかりとカバーし合いました。
一投たりとも油断できない、そんな緊張感に包まれながらも、選手たちの表情には仲間を信じる強い絆があります。各選手が全神経を注ぎ込み、着実にスコアを積み上げていきました。
終わってみれば、全国の強豪チームがひしめく激戦の予選を堂々の4位で通過!成年女子に続き成年男子も決勝進出です!
余談ですが、この日は12時40分に会場に突如、不気味な緊急地震速報が鳴り響き、一時は大会が中断となる緊迫した事態に!(※後に誤報と判明→誤報の音を変えた方がいいのでは…)。さらに成年男子4人チームの戦いの最中には、マシントラブルによって試合が一時的ではありますが中断してしまうアクシデントがあるなど、削られていく集中力の中、この時間をどのように捉えるのか、選手にはそれが試される時間となりました。「せっかくの勢いが止まる…」そう捉えるか、それとも「冷静に戦略を再確認できる!」と捉えるのか、試合が中断したという事実は事実、しかし捉え方によって解釈は180度変わる!逆に言えば180度変えることができる!そんな事実の捉え方が結果にも影響していく可能性があることを選手に伝えました。「ピンチはチャンス!」であり「困難は成長!」である。それは選手のみならず、人生を有意義なものにしていくためには不可欠な視点、捉え方になるのではないかと思います。
[歓喜の結末!成年男女共に全国第4位‼️の輝き!]
そして成年女子団体戦(4人チーム)決勝!
決勝の舞台は、全国屈指の強豪チームがひしめく非常にハイレベルな展開となりました。成年女子チームは序盤から安定した投球を重ね、先頭の永井秋穂選手が力強いストライクでチームを勢いづければ、村木琴音選手、山田恵子選手が巧みなコース取りでスコアを繋ぎ、最後に投げる入江菜々美選手へと確かなバトンを繋いでいきました。
各選手が粘り強いボウリングを展開し、この決勝でも素晴らしいスコア(決勝単体で2332点)をマーク!予選からのトータルスコアを4657点に伸ばし、最後まで表彰台をかけた激しい上位争いを演じました。
今回、惜しくも26ピンのわずかな差でメダルには届かなかったものの、過酷なプレッシャーの中、4人が互いに声を掛け合い、一投一投に集中する姿は、三重県代表チームの結束力の強さを存分に感じさせるものでした。
この見事な全国第4位入賞は、大会を通じて健闘した選手たちの努力の結晶であり、チーム一丸となって掴み取った誇らしい入賞となりました。
そして最後は成年男子団体戦(4人チーム)決勝!
熟練の技巧と抜群のチームワークを誇る成年男子チームは、序盤から持ち味である一糸乱れぬコンビネーションを発揮しました。
男子は打ち合い!全国の強豪たちがハイレベルなストライクの応酬を繰り広げる中、三重県チームの4人も互いを鼓舞し合いながら懸命にレーンに向き合いました。ピンを捉えるたびにチームメイト同士でハイタッチを交わし、時に応援する私たちにもハイタッチ!苦しい場面でも崩れることなく、全員が持てる力を出し切る粘り強いボウリングを展開しました。
そして運命の最終局面!パンチアウトすれば優勝か!?
パンチアウトとは、第10フレームの1投目または2投目から、4人全員がすべてストライクで繋ぎ切らなければ勝てないという、息も詰まるほどの極限状態、プレッシャーが重くのしかかる中、選手たちは最後の最後まで圧巻のプレイを見せましたが、結果は惜しくも一歩届かず、しかしながら、強豪ひしめく全国の舞台で堂々の全国第4位入賞となりました!4人が心を一つにして投げ抜いたこの経験と輝かしい入賞は、三重県チームの確かな実力とチームの固い絆を全国に証明する素晴らしいものとなりました。
[最高のチーム、三重県代表チーム!]
今回の国スポの結果は、
成年男子4人チーム、成年女子4人チーム、共に全国第4位入賞!!
男女揃っての全国4位という、誇り高き快挙を成し遂げたのです!
時に早朝から深夜までに及んだ極限の疲労、そんな身体とメンタルの葛藤を乗り越え、チーム全員で掴み取った確かな栄光!パンチアウトに挑んだあの緊迫の数分間と、駆け抜けた日々は、まさにドラマのような展開でした。
選手をはじめとする監督やコーチたちの汗と涙、そして陰で支え続けてきたご家族に関係者の皆様、青森の地で魅せた三重県代表ボウリングチームの「青の煌めき」は、チームスタッフとして、一人の人間として、私の胸に一生消えない光として刻まれました。
最高のチームと共に戦えたこの誇りを胸に、私もさらなる成長をし、チームが描く夢の続きを全力で支え続けていければと思います。
三重県ボウリング連盟様、
そして三重県代表ボウリングチームの皆さん、また関係者の皆様、
青森国スポ2026、本当にお疲れ様でした!
男女共に全国第4位!という、全員の力で掴み取った素晴らしい結果、本当におめでとうございます!
来年は成年男女・少年男女共に、全カテゴリーでの入賞、総合優勝を目指して、今日からまた新たな一歩を踏み出していきましょう!
そしてまた来年お会いできることを楽しみにしています。
ではでは!^ ^
[青森2026国スポ テーマソング]
《帯同チームスタッフ》
庵原 崇 DC,DCSc,BCSc
DC:ドクター・オブ・カイロプラクティック
DCSc:カイロプラクティック科学専門家
BCSc:カイロプラクティック理学士
《お知らせ》
庵原 崇カイロプラクティックオフィスでは、チームへの帯同のみならず、個人への帯同や指導・サポート、チームへの指導・サポートなども行っています。
当院の帯同・指導・サポートなどにご興味がある方は、以下までお気軽にご連絡ください。
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