山頂付近まで登ると、遠くの景色も見渡せるようになるから、名前はわからないけれど雪山とか沢山見えた。
山頂に行く直前に、アルプス展望スポットがあるらしくて、かの武田信玄がのろしをあげた場所みたい。
そこで休憩する方が良いみたいなので、まずは山頂を先に目指すことに。
ここだ、これが噂の藪の道。
覚悟はしてきたけれど、あまり歩きたくない道だな。
先に来ていた登山者さん二人組が進むのをみて、進みました。
どんどん藪が増えて、道が見えなくなるほどで、藪の高さも顔に届くくらいで腕で藪をかき分けて進みました。
あ、全然雪が無いと思ったけれど、全く日が当たらない藪漕ぎの道に、氷のように硬くなった雪がちょろっと残ってたよ。
滑って転んだら最悪だ。
藪を向けると、ボロボロに崩れた木道があらわれて、再び登りの道。
もう疲れたし、お腹もすいた。
泣き言わめいていたら、山頂の壊れそうな展望台がみえて、その奥に山頂がありました。
三角点もわかりやすい場所にあった。
標高1664メートル。
去年登った富士見台よりちょびっと低いかな。
久しぶりの1,000メートル超えです。
休憩抜いたら2時間で登ってこれてたから、YAMAPの標準タイムくらい。
しかし山頂からの眺望はまったくありませんし、狭い。
先に着いてた若いカップル登山者が、自撮りで写真を撮りまくってたくらいで、他に誰とも遭遇しなかった山頂。
長居する感じでも無く戻りましたが、夫は壊れそうな展望台にのぼってたよ。
危ないな。
また、この藪をかき分けて戻るのか・・・。
レインパンツ着てきたけれど、藪とか濡れて無くて、朝露とかも無く、道もすっかり乾いてて必要なかったですが、でもなんか草とか多い場所は、夏だったらダニとかいそうだから、汚れが落ちやすいレインパンツを穿いていた方が安心かも。
戻る道にしても、山頂からいったん下って上る羽目になるから、地味にキツかった。
じっくり読むこと無く、誰もいない貸し切りの空間でお昼休憩です。
ようやく山頂飯だ。
甘いものと、塩辛いの両方必須です。
やっぱり、山頂ではラーメン欲しいな。
期待していなかったのに、期待以上の眺望。
確か北アルプスの山脈たち。槍ヶ岳は流石に見えなかった。
左が御岳山、右に乗鞍岳。
中央アルプスの木曽駒ヶ岳とか。
南アルプスは距離があるからうっすらと、これは愛知県の茶臼山から観た方が近かったかな。
なんにしても、雨の中登山するつもりが、こんなに天気が良いとはびっくりですよ。
さて、下山。
こんなに影が出来るほど太陽が燦々と照りつけちゃって、暑いよ。
またもや車道。
車道から山の中に入って下山するんだけれど、下山は気楽な反面、靴擦れしやすくて指先が痛くなるんだよね。
歩き方が、まだ下手なんだろうな。
下山でも夫に置いて行かれる。
馬の背まで戻れて、登りの半分の時間で下れました。
あまりの暑さと、もう濡れる心配が無いのでレインパンツを脱ぐ。
登りは登山道を外れて車道をぐるっと通ってきましたが、下山は登山道をショートカットしますが、まーまー急坂でした。
ここでバイクで上ってきたおじさんに出会って、少し会話したら。
車道に、大きな落石はもう無かったそうです。
おじさん、バイカーでブルゾンにチノパンという軽装なんだけれど。
山頂までどうだった? 登ろうかなと思ってるんだけれど。
と聞かれたので、そこそこキツいので、その格好で気軽に登れる山では無いですよ。と止めちゃったよ。
ここも馬の背ビュースポットだけれども、山頂からの方が高いだけあり眺望は良かった。
次回の阿智セブンサミットを攻めるなら、あの見えてる山に登ると思う。
スタート地点はこの山と同じである。
だが往復距離10キロ、上りも登りの距離は千メートル近い。
強者は、1日で二つの山を制すらしいが、私らには無理。
ふと目線を下に下ろしたら、ものすごく大きな虫が!
怖ーい。
クマバチ?
触らなくて良かった。
今度はちゃんと登山道の黄色のラインを歩けております。
こんな道だから、雨が降ったらぬかるんで下山では滑って転んでたかもしれないよ。
別荘地帯へ戻って、再び車道へ。
下山の車道って、やたら長く感じる不思議。
水芭蕉の群生地の看板が見えたので、寄ってみたら、まだ早かったですが今週末から来週あたりは咲いてるかな。
阿智村の治部坂に水芭蕉の群生地があるなんて知らなかった。
また来年、寄ってみよう。
日本一綺麗な阿智村の星空を観るための公園が整備されておりました。
夜だけ有料になる公園。
昼間は星空が見えないから無料だし、誰もいなかった。
コンテナみたいなハウスがあって、その部屋で星空が楽しめるらしくて。夜から翌朝まで5,000円だっけ? 7,000円だったかな? でレンタル出来ますが高いなって思ったよ。
気温は19度くらいまで上昇してた。
登りでヤマップがちゃんと起動できてなかったみたいで、中途半端なデータになっちゃったのが残念。
夫のデータを見たら538メートル上って、6.9キロと、ほぼ7キロ歩いてました。
岩とかの登りは一切無かったから、あまり大変じゃ無かったけれど、急な坂道が多かったのと、眺望や休憩スポットか馬の背の駐車場しかないから、また登りたいとは思わない山だったかな・・・。
下山して小腹を満たすために、すぐにさくらバウムクーヘンを食べました。
足らずに花見を行く前に、ファミマでアメリカンドックを買って食べた。
夕飯まで3時間が我慢できなかったよ。
今週末は、きっと素晴らしい景色に変わってると思う。
東海ウォーカーの写真からなんだけれど、赤白桃色と桃源郷みたいに一面花桃に覆われるみたいです。
この川は、たぶん天竜川かな?
透明な天竜川沿いに昼神温泉郷が広がって、宿が沢山ならんでるところが桜並木になってて、桜を観賞できました。
標高がちょっと高いと、桜はまだ咲いてなかったんだけれど、ここはちょっと山の合間で標高が高すぎないからわりと咲いてたよ。
花見を終えて、宿に着いてすぐにお風呂で汗を流して、一息ついたら夕食の時間でした。
お腹空いててご飯おかわりしちゃったよ。
別に日帰りでも行ってこれたけれど、下山後に大浴場に入れたし、少しだけれど花桃と、あと桜見も出来たし、夕食も美味しかったし、泊まりだから帰りにモンベルに寄ってこれたので、良かったかな。
ただ山だし、暖かくなってきたからクモが出ました・・・。
クモ苦手なの。
それプラス、いつもながら布団と枕が違って一睡もできず。
これからは自分の枕持参しようって本気で思った。
山の朝は寒いから仕方ないんだけれど、エアコン付けて寝るの苦手だしね。
朝の6時から露天風呂に入ったけれど、やはり山、寒くて長居できず内湯にすぐに戻ったよ。
翌朝は、部屋でうどん食べて帰ってきたよ。
夫のために、コーヒーも用意したよ。
宿を8時にチェックアウトしたときはまだ晴れてましたが、帰りの道中には空が灰色に移り変わってきて、正午にイオンにつく頃は随分曇って、家に着く頃に雨が降り出してきちゃったよ。
今度はまた夏に来て、今度こそ台風とかでキャンセルにならずにテント泊して、バーベキューする予定だけれど、どの山に登るか迷うところです。
阿智セブンサミット、登りやすい山から攻めて言ってるから。
一番最後には、一番大変な恵那山が待ってるから、ハードな恵那山を制覇できるとは今んところ自分の実力的には思えないです。
とりあえずその前にGWに、わりとらくちん百名山である、茅野市の車山と美ヶ原を制す予定です。
余談。
モンベルのTシャツのサイズ。
女性ものだとMだとぴっちり胸が強調されるので、Lサイズが無難かな。
男性というか男女兼用だと、Mでもぶかい。Sでもゆるい、まさかのXSがちょうどよかったです。
山小屋とかにモンベルのオリジナルTシャツが売ってたりして。
去年、木曽駒ケ岳で宝剣山荘にライチョウ柄のウィックロンTシャツが売ってるのをみて、欲しいなって思ったんだけれど、お土産用は試着できないからサイズ感さっぱりだったんだけれど、これで自分がどのサイズを買えばいいか分かったから、実店舗でいろいろ試着できてよかったです。
かわいいデザインの山小屋オリジナルモンベルTシャツを、いつか手に入れたいよ。
山服って、あまりぶかぶかだとみっともないように見えちゃって、ジャストサイズのほうが良いのかなって思いました。