恒例の登山勝手日記備忘録編です。

 

 

 

 9月24日に日付が変わる12時。

 眠れないまま支度をし、1時間後の深夜1時に自宅を出発。

 


 今回は千畳式カールとかとは違い、たんなる山登りなので景色はそこまで期待してなくて。

 だから雨は流石に嫌だけれど、悪天候じゃなければ別に快晴じゃなくても構わないという心持ちでいたのだが、テンクラではAだし、天気予報も1日中晴れマークとかなり良さそうで嬉しい。


 

 この週末から冷え込むとニュースで聞いていたので、着て行く服を少し増やして、暖かい素材の物を一応追加して行く。

 

 

 眠れなかったから、道中辛かった。

 

 これを用意して眠ろうとしたけれど、無理だった。(香りをラベンダーにすべきだった。)

   でも、なるべくリクライニング倒して、目は瞑ってました。


 ちょくちょく夫が急ブレーキかけたり、山ならではの急カーブもあり酔いそうになった。


 17度以下になると、空気が冷えて膝掛け必要でした。


 

 朝の4時過ぎに、諏訪湖を過ぎて茅野市に入り、お腹が空いて空いて、気持ち悪くなってきた。(朝食は大きなこっぺパンとオニギリとウズラの卵用意してたけれど、到着したら食べようと思っていた。)

 

 

 気持ち悪いし、トイレに行きたいし。

 

 ってことで茅野市に入ったら、タイミングよく西友の24時間スーパーを発見。

 

 

 ファミマに寄ってお昼のおにぎりと、トイレを借りようと計画していたが、西友に寄った。

 

 

 ちょうど品出しのタイミングで、入荷したばかりのオニギリを並べてて、並べ終えるまで数分待ちました。

 

 

 おにぎりは山頂飯、なんか食べたくて、これ買って即食べました。

 西友の綺麗で広いトイレで、用も足して、

 

 あとは登山口駐車場を目指すだけ。

 

 目の前に、蓼科山や八ヶ岳が見えはじめた。

 

 登山口駐車場にトイレは有るけれど綺麗さとか微妙そうだったので、事前に、通り道にある女神湖の公園に綺麗なトイレがある事を情報収集していたので、こちらに寄るつもりだったが、西友でトイレ借りれたので寄らずに登山口へ向かいました。

 

 

 口コミには日曜日は8時には満車とあり。

 

 停められない場合最悪のパターンはさらに500メートルくらいかな? 山を下ると御泉水自然園というゴンドラもある公園みたいな施設があり、そこの駐車場に停めることになるのだが、なんと1000円もかかるらしい。

 

 

 登山口に近くて有料ならわかるが、登山口から遠くて高い駐車場に停めるなんて絶対嫌だからと、早く向かった結果、無料駐車場に余裕で駐車出来ました。(最近、登山ではお金がかかる山ばかりだったから、無料って凄く有難くおもえたよ。)

 それもたまたま誰か帰った? 1台分凄く良い場所に空きがあり。

 

 

 屋根付きのベンチがある休憩所の前、かつトイレのすぐ傍に停めれた。


 私らの車で登山口神社近くの駐車場は満車になり、その後来た車は引き返して、数十メートル下にある第二駐車場(そっちの方が広い)に停めに行ってました。そちらはまだ半分以上空きがあったので、朝の6時台なら余裕で停めれるみたいだね。

 

 もうあと1時間遅く出ても間に合ったかな?

 なんたって到着時間6時5分だもん、うちらも早すぎたくらいだよ。

 

 車の中で朝食たべてたら、早い人たちが登山をスタートさせておりました。

 ウズラの卵、やっぱり良い。

 

 ずっと運転してきた夫は、ここで少し仮眠。

 

 とりあえず1時間は寝させようと思って、私は先に食事を済ませて、リュックなどにドリンクや食材を詰め込んだり、帽子を用意したり、日焼け止め塗ったり、登山靴に履き替える用意したりと。

 

 

 ちょこちょこ支度です。

 

 気温がまさかの7度。

 


 だから早くから登っていく人たちの服装を見てると、みんなフリースとかちゃっかり着込んでる。

 

 うちらフリースとか持ってこなかった。だって、まだそんなのは必要無いかと思って…。

 

 

 私は寝巻用に持参したヒートテックのタイツを、予定外にズボンの下に履き、下半身の服装を二重にしたよ。

 

 夫にも同じようにタイツを用意しといてよかった。トレッキングパンツ1枚だけだったら寒かったかも。(私はここで2重に着込んだので、膝を大岩でぶつけた時、保護されてあまり酷いけがにならなかった。ショートパンツだったらそこそこ酷い怪我になっていたと思います。)

 

 あと汗対策にインナーに夏用のサラッと快適インナーの半袖を着て、その上に長袖のメリノウール着て、その上にポリ65%綿35%のアウトドアTシャツの半袖を着て、帽子はキャップにしてみた。(でも念のためいつものハットもリュックに詰めて持参。)

 

 夫はメリノウール初めて着るので、チクチクすると嫌だと言うから、同じように速乾性の夏用ドライインナーの半袖、その上にメリノウール、その上にポリ100%の半袖Tシャツのはずが、気温が7度と低いので、さらに厚手の長袖のTシャツを着て、その上に半袖のTシャツを着ることにしました。

 

 

 あと撥水パーカーは常に持って行っているので、暖かくなるまではそれを着ました。

 

 

 

 そろそろ出発。

 

 アミノバイタルゼリーを飲んでゴミは車に残していく。

 なんか、足が、靴下と靴の相性がしっくりこなかったのよね。

 

 

 7時40分出発です。

   キャップ初デビュー。

 

  まだガラガラな登山道。

 

 

 

 

 

  前日に降った雨がまだ残ってる。
 場所によってはぬかるんで、滑りやすそう。

 

 トレッキングポールは序盤は使わず。

 事前情報で大岩では邪魔になる、手足を使って登る方が良いとあったので、下山用に用意してた。

 

 

 ドリンクは私が2リットルくらい、夫は2リットル+水筒です。

 

 でもまた全部飲まずに、二人で1.5リットルは下山後もそのまま残ってました。

 

 7.5時間の山行で一人1リットルずつとカップヌードルの熱湯があれば足りたくらいかな。

 

 

 登りはこんなかんじで、まだ緩い。けれど土はほとんど無くて、最初から石多めの砂利道。

 

 

 次第に傾斜がきつくなる。

 登山道はロープが張られ、自然保護されてる。

 

 

 

 苔が雰囲気良い。

 

 

 案内看板はほとんどない。

 あと何キロ、とかあれば良いのに全く無かった。

 でも道に迷うことの無い、一本道。

 倒木にも苔が生えて、おこと主様出てきそう。

 なんかやたら木の枝の下とか、大きな穴があるなって思ってた。

 まさか、オコジョの巣穴だったとはね。

 

 

 とここでオコジョと遭遇。

 

 森の雰囲気が良いのは序盤だけ、中盤以降は普通に木と岩と砂利と、花とか植物は特になくて、景観は期待出来ない。(でも振り返ると素晴らしい眺望の個所がたまにある。)

 

 

 大雨が降ったら川になるような道だから、雨が降ったら滑りやすくて初心者が登るのは危険かな。

 

 

 道が悪いから真っすぐに登れずに、ジグザグに斜めに左右移動しながら少しずつ登っていく。

 

 

 岩もどんどん大きくなり、浮石も増えて来る。

 

 

 夫に、次第に置いて行かれ始める…。

 

 秋の晴れた日曜の百名山。

 とはいえ、まだ8時頃と早い為か、他の登山者は100メートルくらいの範囲に10名くらいちょこちょこと居るくらい。

 

 でも9時、10時と時間が進むにつれて、登山者増えてきたし。

 

 初心者ハイカーのわたしは、後からくるベテランハイカーに追い抜かれまくりでしたよ。

 あまりに不安定な岩場になってきたため、トレッキングポールを出しました。

 

 でも出したはいいが、ちょっと使いずらい道で1本は夫に渡して、片手だけ使用。

 

 まだあまり登って来てないけれど、振り返ったら綺麗な青空と、遠くに女神湖が見えた。

 

 澄んだ青空に向かって進む。

 

 また振り返ると、北アルプスが遠くに見える。

 

 8時50分。

 

 1時間ちょっとくらい登ってきました。

 

 登りはわりとヤマップのペース通りに来れておりました。(オコジョ探しで少し止まったけれどね。)

 

 天狗の露路という場所へ向かい、そこで座って一休みししようと向かう。

  だがしかし、そこに行くのはちょっと危なさそうだったので諦めて、ちょっとした広場に無理やり腰かけて休憩。

 行動食を食べる。

 岩の座り心地が悪くてお尻が痛い。

 ベンチとか一切無かったのが辛かった。

 でも、ここからの眺望は、蓼科山登山最中ではなかなか良かった。

 樹林帯で日が当たらないので、帽子は脱ぎました。

 

 

 9時には登山再開。

 

 

 まだまだ先は長そうです。

 

 

 次の休憩で来そうな場所の、蓼科山荘という山小屋を目指す。

 


 コレが登山道?

 木がゴロゴロしてるし、岩もゴロゴロしてるし、足場悪くて歩きにくい。

 数百メートル登るたびに、振り向くとどんどん標高が高くなっているのを感じるし、女神湖が小さくなり北アルプスの稜線が見える。

 でも、あっちの方は雲がわいている感じかな。

 道幅が広くなると、木の陰で日差しが遮られなくなり、タオルを日よけに使用してみた。

 タオルを手拭いみたいに頭に巻くのも良いかなって思ったよ。

 9時24分。

 

 30分間ずっと登ってきて、ちょっとばててしまい、横たわった木で休憩している人達を見て、自分もちょっとだけ太い倒れた気に、腰を下ろしました。

 

 しるこサンド塩で、カロリーと塩分補給です。

 

 

 長くなったから続く。