そんな流れがあり、まさかの2日目も高野山にやってきました。



  昨日、特に重要視しておらず、スルーした金剛峯寺のみ拝観しに行きます。


  でも、わりと重要な場所でした。

  平日の為、昨日より観光客も少なくて、じっくり拝観出来ました。


  屋根の上に樽が置いてあるの。
  火事の消火用ね。


  これ孔雀王という漫画によく出て来て、オンアビラウンケンソワカとか言いながら敵をやっつける武器になっててね、子供の頃は憧れてましたね。
  

  またまたすごい偶然。

  タイミングよくお茶休憩を取る為に椅子に座ったら、直後お坊さんがやってきて、法話が聴けました。


  拝観料に、お茶のサービス含まれてます。


  多分、この法話を私が聞く為に、再び高野山に導かれたのかもな、きっとそうに違いないです。



  こちらの庭は、日本最大級の石庭。
  白川砂と花崗岩で雲海に浮かぶ雌雄の龍が奥殿を守る様子を表現しているそうな。


  

  上段の間。
  天皇や上皇が使用した間。

  今では重要な儀式が行われるそうな。




  台所には大きな竃。
  一度にご飯が二千人ぶん炊けるそうな。
 

  こちらのお寺は広かったです。


  襖絵も沢山あり、金剛峯寺見応えありました。
  昨日スルーした自分バカだ。

  でもこうしてまたやってこれたので終わり良し。


  さて、これで心残りはない。


  丹生都比売神社は、行くのは辞めになりました。
  丹生都比売神社はね、本来高野山参りの前に寄るべきだし、こちらまで寄るとノルンがね心配。



  なんだかんだとちょくちょくノルンが気掛かりで、ノルンが居なかったら遅くなっても構わないから寄れたけれど、そこはノルンの方が優先順位は高くて、泊まりでじっくり高野山に行けただけで満足しなきゃね。



  それから渋滞などにはまり、ろくに食事を摂らず帰路を目指しました。

  
  SAのおやつ、美味しかったわ。


  走行距離は、予想より短い550キロでした。



  善光寺、熊野古道、永平寺、高野山と参ったので、次は修学旅行以来の日光東照宮に行けたらなぁと思っております。でも日光東照宮はツアーか新幹線かな。




  余談。

  高野山は2015年に世界遺産になりました。

  2015年で開創1200年なので、今年は開創1204年目ですね。

  宿坊がとにかく沢山あります。

  トイレには困らない。

  コンビニはファミマが1店舗のみ。中門付近にあります。

  世界遺産は全部では無くて、一部の地域のみです。

  紅葉が素晴らしいみたいです。

  その為秋に行くと、景観はより良いみたいですが、駐車場が足らない心配がある為、私は今の空いている時期に行けて良かった。

  外国人観光客は2割ぐらいおりました。

  奥の院までは道がふた通りあり、バスツアーの人達は短い最近の道を通ってましたが、是非昔ながらの舗装されていない苔生した道をお勧めします。ちょっぴり廃墟的な感じですが、それがまた歴史を感じて、高野山の懐の深さを体感できます。
  見渡す限り、20万くらい沢山お墓があります。
  ただし距離は倍になるので歩きやすい靴でね。

  拝観しても写真不可の場所が多いのが残念。




  わたし的には、こちらの根本大塔が一番の見応えありました。
  



  るるぶより。

  
  弘法大師さまは、まだ生きている?  ミイラになっている?  どうなんだろう?
  そんな謎が残りました。