先週の水曜日にMRIを撮影。
この病気になって2年半立つけど、CTとMRIの違いを初めて知りました(汗。

簡単に言うと
CTは腫瘍の大きさを見ることができ、
MRIは腫瘍の質を見ることができる。

大きさは著変してなくても、内側で腫瘍が活動しなくなっている場合も多いらしく、そういうのを見るにはMRIのほうがいいとのこと。

MRIの結果
1)よかったこと(^^)
  縦隔リンパ節が縮小。なおかつ内側が黒影になっているので、治療が効いているかも!!
2)よくなかったこと(><)
  左鎖骨リンパ節増大。
  どうりで首筋、肩、脇の下まで痛みがでてきたわけだ。
  右鎖骨リンパ節増大
  ここは前回動注をしていないところ、放っておいたらちょっと大きくなってしまった。
3)変わらなかったこと
  L3腰椎は著変なし。痛みは肩の痛みで薬を飲んでしまっているので、どのくらいになっているかはわからず。
4)腎臓肥大→水腎症が悪くなっている

という状況で、2度目の血管内治療(動注)を受けにいきました。
まずは造影CT撮影。からの院長診察。

前回治療の効果について
L3腰椎→腰の痛みが減っているがまだ全部はなくなっていない→今回は薬の量を増やしましょう。
縦隔リンパ節→縮小している→効果がでていてもっと小さくなるかもしれないので、今回は治療せず。
左鎖骨リンパ節→首の根元も腫れていることもあり、今回のメイン治療に。新たな血管が見つからなかったら腕を圧迫して、腫瘍の周辺に薬を流す
右鎖骨リンパ節→CT上では場所がわからないので今回は治療せず。

ということになりました。

なぜか入院してから発熱38度ぐらい。
あまりにも期待し過ぎ?の知恵熱???(笑。
翌朝には熱も下がり、いざ治療へ!!

前回2時間かかった治療は、今回1時間ちょっと。短くなったけど、やはり仰向けでずっといるのは腰が痛くて痛くて。
もう限界です!!と何度言いそうになったことか、、、。
幸い左足を立てることもできたり、最初に腰の治療をしてくれたりしたので、なんとか乗り切ることができました(^^)

治療が終わってからは2時間の止血。この時間もつらい。
2時間後止血バンドを外し、点滴や尿管も外しやっと自由の身へ。

夜8:00ぐらいに院長から治療報告がありました。

今回はシスプラチンとタキソテールとマイトマイシンを使用したこと。 
L3は血管がつぶれていてないため、L2・L4からのアプローチをしたこと、前回より薬を多く入れたこと。
左鎖骨は新たな血管がわからなかったので、腕を圧迫して広範囲に薬を入れたこと。を聞きました。

そして院長の治療への考え方、医師としての考え方などを聞いたのですが、ほんとすばらしい!
患者の立場にたった医療を実現するべく、厚生労働省などへも意見をだしているそうです。
こんなクリニックや医師が増えてくれることを期待したい。

そして、私は3日目で外泊退院(^^)
前回4日目だったけど、帰る途中気持ち悪かったから、今回は元気なうちに帰ります(^^)

再発、転移で多発のときは、
命にかかわるところから治療をする。
痛みをだしているところから治療をする。

がんは何の悪さもしないものもあれば、
命の危険に直結してしまうものもある。
そういうのを判断しながら、治療を進めてもらっています。

一つ一つをクリアしていけば、
いつかは全部なくなるかも!
なくならかったとしても、
元気でいられればそれで十分(^^)

金曜日は仕事関係でクリスマスパーティがあるので、
それまでに復帰するぞーーー!!(^^)