ねぇ、聞こえるかい?
聞こえるはずもないんだろうな…
どんなに心の奥で叫んでも、
どんなに実際に声に出して叫んでも、
僕の想いはー
僕の声は君には届かないんだ。
だって君はあまりにも遠くにいすぎて、
それは幻に近い存在で、
だからこそ僕の心をこんなにも掴んで離さない。
現在だったらよかったのに。
若しくは僕が過去に行けたらいいのに…
そうしたら、
もしかしたら僕は違う人生を歩めたかもしれない。
もう少しましな男になれたかもしれない。
こんなに打ちのめされて、
辛くて哀しい夜は、
せめて君に夢で逢えたらいいのに…