あなたは自分の運命について考えたこと、ありますか?例えば私と夫婦になっていたらどうなっていただろう?あの時、ああしておけば、こうしておけば…、そう考えたことはありますか?それはどうしようもなく意味のないことなんだろうと思います。

運命は未来から作用されているらしい。普通は過去から作用されていると思うよね。現代の時間の概念は未来があって今がある説が主流です。

そうなると、あなたは生まれた時から現在のご家庭に収まるべくして生まれてきた。そして全てはあなたが決めたこと。それが紛れもなく必然だった。ということ。行きたくなかったかもしれない北国に自ら望んで行った。ということ。

もちろん、私もあなたと一緒になっていたらどうなっていただろう。そう考えたことは何万回もある。
 

きっと20代のあなたと結婚していたらお互いに傷つけ合って別れていたかもしれない。心の底であなたを信頼しきれなくて、あなたは私に愛想をつかしていたかもしれない。悲しみが増幅してお互いが共倒れしていたかもしれない。一緒になる選択をしなかったのには潜在的な理由が幾つもあったかもしれません。

逆に触れ合わなかったことでお互いがお互いを美化することができた。遠くから眺める富士山は美しい。実際に間近で見る富士山はゴミだらけで汚い。きっと、私達は私達のベストを選んで今に至っていると思う。お陰様で若い頃の汚いお互いを見ずに済んだはず。

 

あなたに対するこのポジションは私にしか味わえない特等席かもしれない。子供の頃のあなたも、今のあなたも、あなたはあなた。浮気やら不倫やらをしたいだなんて私はタダの一度だって思ったことなんてない。

 

私にとってはそれらは全て後付けの言葉。世間が作った下世話な言葉でしかない。私はあなたに対して浮ついた気持ちは全くないし、不倫ではなく絶倫?なのです。たった一人しかいないあなたを心から愛おしく想い、正々堂々と私はあなたを愛するだけ。

あなたは私にとって他人以上に大切な他人。家族以上に大事な他人。けれど、あなたと私の間には宇宙のダークマターのように見えない厚い壁がある。


だけど、心で私とあなたは共鳴している。どんなに離れていてもあなたといの一番に共鳴している自覚が私にはある。そのことに気付いてから孤独感がなくなったのも事実です。

あなたに私が恋をしたこと。50前に再び共鳴したこと。これも必然かもしれない。お互いにそのような契りを交わして、この世に生まれてきたのだと思います。

これから先、交わるか、そうでないか。それはわからないけれど。そんなことよりも、今の絶妙な状態に私は感謝したいと思います。

あなたは私を感じ、私はあなたを感じる。あなたの家族さえも隙入ることのない二人だけの聖域。私達の物語はおそらく今世終えた後もなお続くのだと思います。言うほど特別なことではなくあなたという世界のなかで一つの役割を担っている自分なのだと思います。

私はあなたの過去の存在のみならず

あなたの未来のタイムライン上にも存在します。

 

終身雇用が当たり前でなくなり転職するサラリーマンは大勢いる。携帯電話も乗り換えが日常茶飯事。そして結婚もお互いが満たされない場合、卒業してそれぞれ新たな道を進むことも可能。

 

私の今世のあなたに対する役割は〝あなたを幸せにすること〟どんなポジションであってもこの先、積極的にそれをやっていきます。だから、あなたにはこれから先もずっと私と関わっていてもらいたい。


お陰様であなたを通して私はこの世界を楽しめています。あなたが私の心にいなければ、今頃きっと死にたくなるくらいの日々でした。

 

いつも有り難う。

あなたも素敵な連休をお過ごしくださいね。