母が亡くなった時には葬儀の場でご近所と輪になって軍歌を唄い出した愚かな父、周囲との感覚がいつもズレていた父。高倉健みたいに寡黙でカッコイイあなたのお父さんとは真逆の人間だったと思う。私は父の日常をどうしても尊敬できなかった。
コロナ騒ぎ前までは東京と四国を車で頻繁に往復していた。運転感覚が鈍って同じ月に2回も物損事故を起こして何食わぬ涼しい顔をして、自宅に戻ってきた父。この機会を見逃すはずもなく、妹二人に協力してもらって何とか運転免許を返納させた。
コロナをきっかけにしてペースが乱れたことで父の調子は芳しくなかった。老人に大事なことは生活のリズム。これが崩されると老人達は決まっておかしな流れになっていく。
お盆に叔父の墓参りで無理して霊園へ徒歩でお詣りして背骨を圧迫骨折して歩くのに負担が掛かった。それからは自宅に介護ベッドを設置して、朝昼は私が食事を作り。平日夜は仕出弁当、これを2年半続けた。
ちょうど在宅勤務だから両立を成し得たけれどヘルパーやら訪問看護やら、いろいろお世話になりました。誤嚥性肺炎で2回救急搬送もされて付き添いながらも初めて救急車にも乗ることもありました。
2年半が経過して徐々に下の世話が必要になり始めた段階でギブアップ。そこが在宅から施設への切り替え時。要介護認定された親を持つ人々共通の落としどころ。父には埼玉の外れにある特養施設に入ってもらったんだけど都内では400人のお年寄りが入所を待っているそうな…
看護って大変だよね。自分の親ならまだしも他人の汚物処理なんて心が砕けるよね。変な患者とかをいちいち相手してたら精神が崩壊しそう。あなたの苦労は並大抵のものではなかったはずです。本当に頑張りましたよね。お疲れ様でした。
ちなみにウチは家族全員だけど私の一存でワクチンは一切打たせていません。コロナだけでなく子宮頸がんワクチンなど以ての外です。医療従事者も推進派と抑制派に分かれるらしいです。あなたはどちら派ですか?ワクチンについてのあなたの考え方が私はとても気になっていました。
もしmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンを打ったのなら原因不明の体調不良が起きた場合は断食されることをオススメします。スパイクタンパクは細胞内の栄養を糧にして繁殖するそうです。断食で栄養供給を無くせば生き残りのためにお互いを共食いして死滅するらしい。
とにかく子供には絶対にワクチンを打たせてはダメ。ワクチンを打ってまで生き延びなければならない世の中なら綺麗な身体で旅立った方がマシに思います。
医療従事者だったあなたには子供達を守るため、世の人々に影響を与え得る存在になってもらいたいです。これからもお互いに頑張りましょうね。