息子が海外メディアから密着取材を受け

そのついでに私もインタビューをされたのですが

その時に私が今までしっかりと閉ざしていた蓋を

こじ開けられてしまったように感じました。



家庭に入った自分に罪悪感はあります。

無職の自分に罪悪感があります。


順調に出世していった同期を誇らしく思っていました。

無意識にそこへ自分を重ねることで納得をしていたのでしょう。


しかし、突然

今まで感じた事の無い何とも言えない寂しさに襲われました。

どう向き合っていけば良いのか分かりません。

逃げ出したのは自分なのに。



背伸びして生きる事をやめ等身大の自分を受け入れ

向上心を捨てる事で楽しく暮らせるという事に気づき

人と比較しない、自分は自分、と思って

のんびり暮らしてきたのですが。



取材者としては

私のバックグラウンドに興味を持って然るべきでしょう。

分かるんですけどね。

触れて欲しくなかったというか。


私はエリートじゃ無いんです。

ただの落伍者なんです。

エリートなら、賢ければ、その道を進んでいました。
謙遜なんかじゃないんですよ。
事実です。


嫌だから逃げ出したんです。

出来ないから逃げ出したんです。

馬鹿だから逃げ出したんです。

無理だから逃げ出したんです。


論文も書けない馬鹿に居場所なんてなかった

ってのが真実。

子育てに専念するためにキャリアや夢を捨てたのではなく

夢を捨てて無職ニートになってフラフラしていたら

母になった。

それだけなんです。
だから、過去の私は今の私とは一切関係の無い人物なんです。



自分探しの旅に出たいような、そんな気分になっていまいました。

まあ出かけたとしても何一つ見つけられない

そんな自分を再確認して落ち込んで帰ってくるんでしょうね。



あ~頭が良くなりたかったなぁ。


私が男だったらもっと堅実に生きたと思います。

それだけは確かです。

大学院になんて進学しないで

公務員にでもなっていたでしょう。

それこそ平凡な幸せなんだと思います。


息子にはそんな平凡も良いかなと思う事もあります。




私達に密着取材をしていた記者さんが女性で

異国の地で駐在員として頑張っていらっしゃって

そのバイタリティー溢れる姿は私には眩しすぎました。

彼女のような生き方、本当に憧れます。

彼女について色々知りたくて、こちらも質問してみたり。

お子さんもお二人、きちんと育てていらっしゃって。

きっと、口では言い尽くせない言い表せない苦労が沢山あった事でしょう。

並々ならぬ努力もされた事でしょう。

分かってはいるのですが本当に眩しいんです。

自分が惨めになるくらい賢く素晴らしい女性でした。


私のコンプレックスを刺激してくれてありがとう。笑



でも、私、忘れるのも上手なんです。

馬鹿なのでね。やっぱり馬鹿で良かったわ。


これでいいのだ。


ニート街道まっしぐらでごめんあそばせ。

わはは。