短いのん。が終わって2ヶ月、短いのん。も含めてだけど、そりゃあもういろんなことが私の中ではあって、どうまとめていいのかわからないままに時が過ぎ、夏が終わります。

とはいえ、やってること自体は特に変わってません。
仕事して、稽古して…合間に飲んだりナレーションのオシゴトしたり遊んだり…遊んだりはあんまりしてないかな。
でもそれの繰り返しでした。

間に母の一周忌もあり。

この2ヶ月くらいの間に新しく得たもの、削ぎ落としたもの、修復したもの…がたくさんあって、自分の中身はたぶんちょっとだけ変化しました。
それが良いのか良くないのかは自分ではわからないし、まあどうでもいいと思ってます。

このブログも、書こうと思っていることが自分の中ですぐに更新されるのでなかなか書く事ができませんでした。
それだけ毎日がどんどんあたらしくなっていった感じ。

これまで大事にしてきた価値観が揺らぐのに抵抗したい気持ちと闘ってました。
でも、いつかわからないけどある時、ふっとどうでもいいやと思えたんでしょうね。
それからパーーッと世界が広がりました。
未だ足元はふわふわしていて不安定な感じですが、それがいいんだろうな。
しばらくはそれに委ねてみようと思います。

稽古では目から鱗の毎日。
みんなを見ていて、信じているようで実は信じてなかったのかもしれない、「立ち上がる瞬間」を幾度も体験しました。それは本人たちも実感しているのかはわかりませんが。
それを見るたびにざざざっと鳥肌が。

…スゴイ時間だったな。


ともあれ、短編演劇祭、演劇シーズン『エンギデモナイ』にご来場下さった皆様、ありがとうございました!
一緒にあの時間を共有する事ができてホントに嬉しかったです。

特別なものにすることじゃないかもしれないけど、わたしにとっては忘れられない夏のひとつ。
まあ、すべてが通り過ぎて行くだけなのだけどね(笑)


余韻浸る間もなくまたすぐ次の仕事が…!
9月は某映像モノの撮影がありますのでその事を考えます。

このお仕事は、昔やっていた舞台やTVやらを知っていて下さった方がオファーをかけてくださったもの。
そうやっていろんな事が繋がって次に進むのです。
と、実感。感謝。

この2ヶ月のことのいくつかも、いつかある時にひょっこり自分の身体の一部のモノとして顔を出して、次に繋がる何かになるんだろうなあ。
そう予感してます。

最後にちょっとミーハー的なことを言いますが(笑)ずっとFICTIONのお芝居を観ていた時から憧れていた山下澄人さんと同じ舞台にいれたのは宝物のような時間でした。

いろんな事が、澄人さんが稽古場にきてくださった時から始まったような。

おっきな方です。
広くて、豊かで、温かい。

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