民謡を多くの方に唄ってもらって活気づけるにはどうしたら良いものかなと考えています。
このまま消滅してしまうのでないか?との強い危機感を感じています。
そこで、二言ほど喋らせていただきます。
NHKでは「民謡魂」という民謡番組を全国放送していただいています。が、さらに欲を言いば、視聴率の高いNHKのど自慢を欠かさず見ていますが、民謡で出場している人は、年に4~5%のものです。のど自慢はもっと地方色を濃くすべきで、その地方の郷土民謡を唄っていただき全国の方にその地域の郷土民謡を知ってもらう放送になってもらいたいと思います。
私は、昨日、RAB主催の第17回青森県民謡王座グランプリ予選会に出場してきました。
RABの担当の方は、日曜の休みの中、お疲れさまでした。そして、民謡普及に尽力されていることを郷土民謡を唄うものとして感謝しております。これからも、末永くお願い申し上げます。また、RABラジオに木曜日の放送では、黒石八郎さんが出演されて民謡普及に頑張っている声を拝聴しています。
NHK青森支局でも来年1月に民謡予選会を開催するなどしてRABさん同様に毎年郷土民謡普及に尽力されています。
特定のテレビメディアでは民謡普及のために頑張っているのに、なぜ民謡を唄う人が激減してしまったのだろうか。
その策としては、企業のスポンサーにお願いし全国放送する民間のテレビ局で歌謡曲同様に民謡を放映してもらうことが一番効果的だと思います。
それと同時に、全国コンクールを開催(勝ち抜き)して各芸能プロダクションを取り込んで民謡歌手の発掘をして民謡歌手として活躍できる基盤づくりをしなければならないのでないでしょうか。
民謡王座を獲得しても唄う機会もなく収入もないでは、魅力もなく若い人が民謡を目指さないし、活躍して高収入も貰える歌謡界を目指すことになるのです。
このままでは、郷土民謡が消滅してしまいます。国を挙げてこの問題を考えていく必要があるのでないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
へばね
追伸
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今年の青森県民謡王座となった本間愛音さんが演歌デビューしました。皆さん応援お願い申し上げます。