母がお世話になっているホームのお花見があったので、一緒に行って来ました。

当初はさくらを見に行く予定だったのですが、思ったより速く散ってしまったので、梅林赤梅公園へ行くことに。


母は何につけ不安を抱えているので、私が車いすのすぐそばに寄り添っているのに「ねえちゃん、そばにいてよガーン」と言いっぱなし。

常に何かに怯え叫び、梅はあまり目に入らないようでした。

それでも、梅のソフトクリームソフトクリームを食べ、写真撮影には笑顔ニコニコを見せてくれたので、安心しました。


帰りのバスに乗り込むときに、体が固まってしまい、私の力ではどうにも出来ず、ヘルパーさんに手伝って座らせていただきましたダウン

一度固まると、自分の体をどう動かしたらよいか分からなくなるようです。

後ろ向きになるという動作だけだったのに、出来ないんですよね。

脳の仕組みというのは不思議なものだと母を見ていると思います。


バスの中で、「また来年も来ようね音譜」と言うと、「迷惑を掛けるから、もう来ないダウン」と言う。

そういえば、固まってしまったときに、怒ったわけではないけれど、私も焦っていたのであせるほらちゃんと前を向いて、足動かしてというようなことを言ってしまったのです。

座った途端、母に「ごめんね」と言われたような・・・・しょぼん

その時に、迷惑かけたなあと思ってしまったのでしょうね。

何だか切なくなってしまいました涙


当たり前の動きなんだけれど、母にしたら、どうして良いか分からないのよね。

本当は、支えてあげられなくて、私こそごめんお願いなんだけどね。

体を預けられると、私の軟弱ボディでは、共倒れになってしまうあせる

ああ、母を支えられる頑丈な体頑張るが欲しいなあ~

認知症とはいえ、うちの母の場合は、考える力が衰えているだけで、他は割と理解できるので、

逆にかわいそうな気がします。

出来ないことがあるたびに自信をなくしているようですしょぼん。


今のホームは一人ひとりの状況を把握して、介護してくれるので、本当にありがたく思っていますかんしゃ

介護保険も色々問題があるけれど、このような施設があることでどれだけ助かったことか。

在宅介護をしている方々もいるのですから、感謝して母に優しくしようラブラブとあらためて思ったお花見でした。