こんばんは ドラムスは若いころ憧れていて ちょっとやりかけたけど すぐに無理だとあきらめました(笑) なので好きな奏者はたくさんいるけれど誰が?よ言われれば 現役ではジャック・ディジョネット そして一番は1997年 51歳で亡くなってしまったこのトニー・ウィリアムス
彼の魅力は何と言っても強烈なパルスとビートとスピードと変幻自在なポリリズム
まだ10代半ば この無名のストリートミュージシャンを発掘したのがマイルス・デイヴィス
60年代の彼の「黄金のクインテット」のレギュラーに やっぱりマイルスは凄いと思う
コルトレーンもそうだった 当時無名 ファンからヘタクソと揶揄された彼をレギュラーに
入団当時マイルスは 「ちゃんとハイハット(シンバル)を踏むんだ トニー」と口うるさく
トニーも負けてなくて師匠に 「なんでもっと練習しないんですか?」とタメ口を
マイルスは後年 「俺にあんな口のきき方したのは後にも先にも奴だけだ」と(笑)
でもトニーの加入後のマイルスの演奏は変わっていく 例えば代表的レパートリーのひとつ「ウォーキン 『東京ライブ』 『フォァ&モア』 とどんどんスピードアップ 立場上表情変えずに必死で追いかけるマイルス そしてマイルス最後のアコースティック作品『ネフェルティティ』 強烈なパルスのポリリズムでマイルスを煽るトニー ここでの主役はマイルスじゃない・・・
そんなトニー・ウィリアムスの一番好きな曲 『シスター・シェリル』 サビのカッコよさ・・・
愛器はグレッチ USAカスタム トニー・ウイリアムスモデル ツインタムのイエローカラー
合掌
Tony Williams Quintet 1989
Tony
Rare live concert.
Jazzwoche Burghausen 1989
Tony Williams - drums
Wallace Rooney - trumpet
Bill Pierce - saxophone
Mulgrew Miller - piano
Bob Hurst - bass
『シスター・シェリル』
Tony Williams Quintet / Sister Cheryl (1991)
Tony Williams:ds
Wallace Roney:tp
Billy Pierce:ts
James Williams:p
Ira Coleman:b
Mt. Fuji Jazz Festival with Blue Note