リーズ・ドゥ・ラ・サール 『バッハ・アンリミテッド(無限のバッハ)』
2003年に Naiveからデビューしたリーズ・ドゥ・ラ・サール。15年という月日の中で、数多くの名盤を生み出してきた。今回のアルバムは、彼女が長年温め続けてきたというバッハに捧げる作品集。どの演奏から聴いても申し分ない内容だか、中でも大注目なのが ジャズピアニスト、トーマス・エンコの新作。リーズ自身が彼の音楽をこよなく愛しているという事もあり今回収録に至った。その作品は勿論バッハへのオマージュも強く感じとれる。ドラマティックで哀愁感漂う音楽。まさに美メロ。ピアノ好きなあなたにお勧め。2人は連弾で1曲共演もしており、より一層演奏を堪能できる。
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/16937
J.S.バッハ(1685-1750):イタリア協奏曲 BWV 971(1735)
Lise de la Salle - Bach Unlimited - 1/ Bach: Italian Concerto BWV 971
トーマス・エンコ:「sur la route」(径で)(b-a-c-hのテーマに基づく、1台4手のための)(2017)
Lise de la Salle - Bach Unlimited - 2/ T. Enhco: Sur la route
ルーセル(1869-1937):前奏曲とフーガ op.46(1932)
Lise de la Salle - Bach Unlimited - 3/ Roussel: Prelude et Fugue
J.S.バッハ/ブゾーニ編:シャコンヌ ニ短調 BWV 1004(1717-23/1893)
Lise de la Salle - Bach Unlimited - 4/ Bach-Busoni: Chaconne
・J.S.バッハ(1685-1750):イタリア協奏曲 BWV 971(1735)
・トーマス・エンコ(b.1988):イタリア協奏曲に基づく夜の歌(2017)[chant nocturne, based on italian concerto 2017]
・プーランク(1899-1963):バッハの名による即興ワルツ ホ短調(1932)
・トーマス・エンコ:「sur la route」(径で)(b-a-c-hのテーマに基づく、1台4手のための)(2017) *
・J.S.バッハ/ブゾーニ編:シャコンヌ ニ短調 BWV 1004(1717-23/1893)
・トーマス・エンコ:la question de l'ange(シャコンヌに基づく)(2017)
・ルーセル(1869-1937):前奏曲とフーガ op.46(1932)
・リスト(1811-86):B-A-C-Hの主題に基づく幻想曲とフーガ(1855/1871)
・トーマス・エンコ:l'aube nous verra(夜明けが私たちを見るだろう)(ゴルトベルク変奏曲に基づく)(2017)
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
トーマス・エンコ(ピアノ)*
2016年12月14-15日、2017年3月27-28日、ブレーメン