Jazzフルートの鬼才異端の二人 | 世界の歌謡曲

世界の歌謡曲

その日の気分で 心に残る歌

 

 

僕の楽器との出会いはフルートでした Jazzに目覚めて 本当はサックス欲しかったけど高校生

お金もないしヤマハの一番安いモデル買ってもらって 入学した高校は軽音楽部すらなくて

3年生ばかりで部員も少ない吹奏楽同好会 しかも 楽器も持ち込み(笑) でも今思えば

優しくて色白で綺麗な先輩女性がほとんどマンツーマンで教えてくれえて嬉しかった あぁ💛

でも『アルルの女』のメヌエットやスケールの練習ばかりで退屈で 徐々に足が遠のいて・・・

勧められて当時人気のヒューバーロ・ロウズなんか聴きながら独りで練習してた時出会った二人

 

①ジェレミー・スタイグ

ビル・エヴァンスとの共演盤『ホワッツ・ニュー』でのノイジーでエキサイティングな演奏

独自の音色 力強いタンギング スキャットによるユニゾンのハミング・・・

後で知ったけど 交通事故の後遺症による顔面麻痺のための特注のマウスピースだとか

②ラサーン・ローランド・カーク

今やモンクやドルフィーと並ぶ僕のアイドル でも出会いは強烈!!てかマジ腰が抜けた(笑)

カークも生後間もないころの医療過誤のための全盲のハンデを そしてあの巨漢と風貌

サックスの他 マンゼロ、ストリッチといった複数のリード楽器で同時にハーモニーを

リーコーダーを鼻で鳴らしたり サイレンやホイッスルを多用したり 夢で見た「神のお告げ」?

以前は「グロテスクJazz」と揶揄されたことも でもトラディショナルで純粋で美しい音楽です

 

 

『ソー・ホワット』 ビル・エヴァンス&ジェレミー・スタイグ
So What - Bill Evans With Jeremy Steig
 

 

『カッコーのセレナーデ』 ローランド・カーク
Roland Kirk Serenade To A Cuckoo 1972