チック・コリア 『マッド・ハッター』 1978
01.ウッズ / The Woods
02.トゥウィードゥル・ディー / Tweedle Dee
03.ザ・トライアル / The Trial
04.ハンプティ・ダンプティ / Humpty Dumpty
05.プレリュード・トゥ・フォーリング・アリス / Prelude to Falling Alice
06.フォーリング・アリス / Falling Alice
07.トゥウィードゥル・ダム / Tweedle Dum
08.ディア・アリス / Dear Alice
09.ザ・マッド・ハッター・ラプソディー / The Mad Hatter Rhapsody
こんばんは 昨日ご紹介した 『マイ・スパニッシュ・ハート』 と並ぶ彼の私的最高傑作の1枚
その中でも最高の名曲 『ハンプティ・ダンプティ』 彼のお気に入りでもありニュー・スタンダード
名作 『不思議の国のアリス(鏡の国のアリス)』 に材をとっています
アルバム写真 チック・コリア扮する作中重要人物マッド・ハッター(きちがい帽子屋)
『ふしぎの国のアリス』 作者はルイス・キャロル いかにも素敵な童話作家然とした名前
でも実際は超変人・・・ そして重要キャラ ハンプティ・ダンプティは 「マザーグース」にも登場
詳しくはウィキの解説で・・・
ハンプティ・ダンプティ
Chick with Eddie Gomez, Steve Gadd & Bob Berg - "Humpty-Dumpty" Part 1 (1992)
Chick Corea Akoustic Band - "Humpty-Dumpty" 2018
Humpty Dumpty ※オリジナル1978
本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン (Charles Lutwidge Dodgson [ˈt͡ʃɑːłz ˈlʌtwɪd͡ʒ ˈdɒdsən]) で、作家として活動する時にルイス・キャロルのペンネームを用いた。このペンネームは "Charles Lutwidge" をこれに対応するラテン語名 "Carolus Ludovicus" に直し、再び英語名に戻して順序を入れ替えたものである。なお、 "Dodgson" の実際の発音は「ドジソン」ではなく「ドッドソン」に近いという説もあるが、この記事では慣例に従い「ドジソン」と表記する。
作家としてのルイス・キャロルは、『不思議の国のアリス』の作者として非常に良く知られている。「かばん語」として知られる複数の語からなる造語など、様々な実験的手法で注目されている。数学者としては、チャールズ・ドジソン名義で著作を出している。
キャロルの作品は出版以来人気を博し続けており、その影響は児童文学の域に止まらず、ジェイムズ・ジョイスやホルヘ・ルイス・ボルヘスのような20世紀の作家らにも及んでいる。
(ウィキペディア)
ハンプティ・ダンプティ(英: Humpty Dumpty)は、英語の童謡(マザー・グース)のひとつであり、またその童謡に登場するキャラクターの名前である。童謡のなかではっきり明示されているわけではないが、このキャラクターは一般に擬人化された卵の姿で親しまれており、英語圏では童謡自体とともに非常にポピュラーな存在である。この童謡のもっとも早い文献での登場は18世紀後半のイングランドで出版されたもので、メロディは1870年、ジェイムズ・ウィリアム・エリオット(英語版)がその著書『わが国の童謡と童歌』において記録したものが広く用いられている。童謡の起源については諸説あり、はっきりとはわかっていない。
もともとはなぞなぞ歌であったと考えられるこの童謡とキャラクターは、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』(1872年)をはじめとして、様々な文学作品や映画、演劇、音楽作品などにおいて引用や言及の対象とされてきた。アメリカ合衆国においては、俳優ジョージ・L・フォックス(英語版)がパントマイム劇の題材に用いたことをきっかけに広く知られるようになった。現代においても児童向けの題材として頻繁に用いられるばかりでなく、「ハンプティ・ダンプティ」はしばしば危うい状況や、ずんぐりむっくりの人物を指す言葉としても用いられている。
(ウィキペディア)
「でも、「名誉」という言葉に「もっともだと言って君が降参するような素敵な理由がある」なんて意味はないわ」アリスは抗議しました。
「僕が言葉を使うときはね」とハンプティ・ダンプティはあざけるように言いました「その言葉は、僕がその言葉のために選んだ意味を持つようになるんだよ。僕が選んだものとぴったり、同じ意味にね。」
「問題は」とアリスは言いました「あなたがそんなふうに、言葉たちにいろんなものをたくさんつめこむことができるのかということだわ」
「問題は」とハンプティ・ダンプティが言いました「僕と言葉のうちのどちらが相手の主人になるかということ、それだけさ」
アリスが困ってしまって何も言えなくなると、少ししてハンプティ・ダンプティが続けました「言葉っていうのはね、それぞれに気性があるものなんだ。あいつらのいくらかは、とりわけ動詞はだが、とても高慢ちきだ。形容詞だったら君にでもどうにかなるかもしれないが、動詞は無理だね。でも僕なら大丈夫、なんでもござれさ!」
(『鏡の国のアリス』)