独り言~今週の読書、来週の読書 | 世界の歌謡曲

世界の歌謡曲

その日の気分で 心に残る歌

 

 

こんばんは なんか混乱している時、辛い時 読書なんて集中できない なんてずっと思ってました

でも 良く考えてみると 経験上音楽なんかより よほど集中できることがある

そんなわけで月初 久々に 小川洋子さんの『博士の愛した数式』 

発売当初から話題作で 第1回「本屋大賞」他 文学賞受賞の超ベストセラー でも

僕はへそ曲がりなのでベストセラー、受賞作の類には手を出しません 大好きな村上春樹でさえ(笑)

そして不覚にも寺尾聰さん主演の映画を先に観てしまって しかも感動して 原作はその後・・・

再読 いいナ 文句なし面白いし泣ける 特にタイガースファン必読 キーワードは江夏豊

 

そして昨夜から 白戸三平『カムイ伝』 全10巻 圧倒されてしまって言葉になりません

白戸三平 つげ義春 林誠一 『ガロ』の時代 これについてはまた

 

 

博士の愛した数式

 

 

不慮の交通事故で、天才数学者の博士は記憶がたった80分しかもたない。何を喋っていいか混乱した時、言葉の代わりに数字を持ち出す。それが、他人と話すために博士が編み出した方法だった。相手を慈しみ、無償で尽くし、敬いの心を忘れず、常に数字のそばから離れようとはしなかった。その博士のもとで働くことになった家政婦の杏子と、幼い頃から母親と二人で生きてきた10歳の息子。博士は息子を、ルート(√)と呼んだ。博士が教えてくれた数式の美しさ、キラキラと輝く世界。母子は、純粋に数学を愛する博士に魅せられ、次第に、数式の中に秘められた、美しい言葉の意味を知る―。  (c)2006「博士の愛した数式」製作委員会