こんばんは ラッシュ・ライフ 本来『満ち足りた人生』 転じて『飲んだくれ人生』(笑)
作詞作曲はエリントンの右腕 ビリー・ストレイホーンによる名曲 ナット・キングコール
そして何よりジョニー・ハートマンの名唱で人気に 内容はJUJUさんから身につまされるような解説が
しかししかしです 飲みすぎは体に悪いのでくれぐれも真似しないように(笑)
JUJU 2016ブルーノート東京
JUJU JAZZ LIVE 2016 ~ MC + Lush Life
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
Lush Life
以前は娼婦のいる飲み屋によく行ったものだ。あるいは、いかがわしいショーを見せる処とか。そこでは、生活の車輪がもとの軸に収まって、ジャズやカクテルによって生きる力を取り戻すことができ、ホッとしたものだった。
女たちはみな悲しげで、暗く陰気な顔をしていた。顔には濃い化粧のあとが、はっきりと残っていた。
昼間から次々とお客を取っているために、落ちてしまったのだということが誰にでもわかるほどだった。
そこへ君が現れ、私に気が狂わんばかりの誘惑の言葉を囁いてきた。君の笑顔の中にある影は、私へのかなわぬ恋の悲しさに浸っているからだと、そう最初は思い込んでしまうほどだった。
しかし私は間違っていた、
またしても間違っていた。
毎日の生活は、また孤独なものになった。
つい去年までは、何もかも確かなものに思えたが生活がこんなに荒んでしまった。
こんなときは多くの人の暖かい気持ちも、
ただうんざりするだけだ。
パリで一週間ものんびりすれば、その傷も癒ることだろうに。だから私は笑顔を作るように心がけている
そして君のことを忘れよう。
まだ君が私の脳裏に焼きついて燃えている間に、君のことを忘れてやるのさ。
ロマンスなんてものは、毎日の生活と格闘しているようなやつらには、息も詰まるほど退屈な話だろう。
私はどこかの小さな場末の酒場で、やけくそで飲んだくれの人生を送ろう。
寂しい人生を送っている飲んだくれどもと、一緒に酔いつぶれて朽ち果てながら
訳:http://plaza.rakuten.co.jp/xxjazz/diary/200611300001/